送り/回転数 と 加工データを表示
- [フィーチャーと加工] タブ > [材料] パネル > [送りと回転数] を選択します。
- ドキュメントのタイプを選択します。
- 材料と工具グレードを選択します。
異なる工具グレードと仕上げの組み合わせを考慮して、1 つの材料に複数のテーブルを設定することも可能です。
- Wire EDM テーブルの場合は、材料の厚さやワイヤー タイプなどのパラメーターを選択します。
注: 材料の送り/回転数テーブルが ブライト 仕上げの工具のみに存在して、窒化チタン と ブラック オキサイド 仕上げの工具には存在しない場合、回転数は ブライト 仕上げのデータベースから取得されます。窒化チタン の回転数は、ブライト の回転数の 1.5 倍です。ブラック オキサイド の回転数は、ブライト の回転数の 1.05 倍です。送り速度は、ブライト の送りと同じ値です。範囲を指定 - 材料の中には、その硬度に基づきテーブルが 2 つあるものもあります。硬度 1、または、硬度 2 を選択して、各テーブルの値を表示します。
送り/回転数 と 加工データを編集
- 送り/回転数 と 加工データ ダイアログに、編集するテーブルを表示します。
- テーブルの値を変更します。
- OK をクリックします。
新規テーブルを作成
選択したドキュメント タイプの材料のテーブルがない場合、新規 をクリックして、テーブルに値を入力します。
テーブルに範囲を指定
硬度が不要なテーブルでは、範囲を指定 を選択せずにおきます。ストックの硬度は考慮されず、単一の送り/回転数テーブルが使用されます。
硬度に対応するテーブルでは、範囲を指定 を選択します。硬度の指定により、2 つの送り/回転数テーブルが使用されます。両方のテーブルに値を入力しなければなりません。
ストックの硬度が硬度 1 の値を下回る場合、硬度 1 のテーブルが使用されます。ストックの硬度が硬度 1 と 硬度 2 の値の間の場合、補間値のテーブルが使用されます。ストックの硬度が硬度 2 の値を超える場合、硬度は無効となります。
1 つの工程の送り/回転数をオーバーライド
- フィーチャー プロパティ ダイアログのツリー ビューで、工程を選択します。
- フライス加工工程、または、旋削加工工程では 送り/回転数 タブの値を編集します。Turn/Mill 工程では 旋削 送り/回転数 タブの値を編集します。
- OK をクリックします。
工具の送り/回転数をオーバーライド
工具データベースの 2 つのレベルで、加工データを工具と関連付けることができます。
- 工具プロパティ ダイアログの オーバーライド タブ - すべての材料と工程に対する、工具の加工データを設定することができます。
- 工具プロパティ ダイアログの 送り/回転数 タブ - 材料、工程、加工タイプに基づく加工条件を設定することができます。これらは、オーバーライド タブでの設定内容をオーバーライドします。
デフォルトのテーブルを復元
INITDB を再度読み込んで、削除してしまったデフォルトのテーブルを復元することができます。
- FeatureCAM が開いている場合は終了します。
- スタート メニューの FeatureCAM 以下から、INITDB を実行します。
- データベースの保存場所を選択します。
ローカル コンピューター - ユーザーのコンピューターのデータベースを使用します。
ネットワークを通してアクセス可能な他のコンピューター - Microsoft Access 共有ネットワーク データベースを使用します。参照 をクリックして、共有ネットワーク データベースの場所を検索します。
SQL サーバー - SQL サーバー ネットワーク データベースを使用します。サーバー名 と データベース名 を選択します。SQL 認証を使用する場合、認証モード ドロップダウン リストから SQL サーバー を選択して、SQL ユーザー名 と SQL パスワード を入力します。SQL 認証の使用時、データベース名 ドロップダウン リストには、ユーザーがアクセス権を持つデータベースのみが表示されます。
- 追加する工具の単位を選択します。既に編集されているデータや、追加されているデータが FeatureCAM のデフォルトに戻ることはありません。
- OK をクリックします。
- 両方の単位(インチとメトリック)の工具を追加した場合、メインの単位を選択します。
データベースに追加した工具や送り/回転数テーブルは、INITDB プログラムを再実行してもそのまま残ります。INITDB が、データベース内の既存の工具や送り/回転数テーブルを上書きすることはありません。
既存のデータを削除するには、送り/回転数 と 加工データ ダイアログか 工具マネージャー ダイアログを使用します。