送り/回転数 と 加工データ

送り/回転数 と 加工データを表示

  1. [フィーチャーと加工] タブ > [材料] パネル > [送りと回転数] を選択します。
  2. ドキュメントのタイプを選択します。
  3. 材料と工具グレードを選択します。

    異なる工具グレードと仕上げの組み合わせを考慮して、1 つの材料に複数のテーブルを設定することも可能です。

  4. Wire EDM テーブルの場合は、材料の厚さやワイヤー タイプなどのパラメーターを選択します。
注: 材料の送り/回転数テーブルが ブライト 仕上げの工具のみに存在して、窒化チタンブラック オキサイド 仕上げの工具には存在しない場合、回転数は ブライト 仕上げのデータベースから取得されます。窒化チタン の回転数は、ブライト の回転数の 1.5 倍です。ブラック オキサイド の回転数は、ブライト の回転数の 1.05 倍です。送り速度は、ブライト の送りと同じ値です。範囲を指定 - 材料の中には、その硬度に基づきテーブルが 2 つあるものもあります。硬度 1、または、硬度 2 を選択して、各テーブルの値を表示します。

送り/回転数 と 加工データを編集

  1. 送り/回転数 と 加工データ ダイアログに、編集するテーブルを表示します。
  2. テーブルの値を変更します。
  3. OK をクリックします。

新規テーブルを作成

選択したドキュメント タイプの材料のテーブルがない場合、新規 をクリックして、テーブルに値を入力します。

テーブルに範囲を指定

硬度が不要なテーブルでは、範囲を指定 を選択せずにおきます。ストックの硬度は考慮されず、単一の送り/回転数テーブルが使用されます。

硬度に対応するテーブルでは、範囲を指定 を選択します。硬度の指定により、2 つの送り/回転数テーブルが使用されます。両方のテーブルに値を入力しなければなりません。

ストックの硬度が硬度 1 の値を下回る場合、硬度 1 のテーブルが使用されます。ストックの硬度が硬度 1 と 硬度 2 の値の間の場合、補間値のテーブルが使用されます。ストックの硬度が硬度 2 の値を超える場合、硬度は無効となります。

1 つの工程の送り/回転数をオーバーライド

  1. フィーチャー プロパティ ダイアログのツリー ビューで、工程を選択します。
  2. フライス加工工程、または、旋削加工工程では 送り/回転数 タブの値を編集します。Turn/Mill 工程では 旋削 送り/回転数 タブの値を編集します。
  3. OK をクリックします。

工具の送り/回転数をオーバーライド

工具データベースの 2 つのレベルで、加工データを工具と関連付けることができます。

デフォルトのテーブルを復元

INITDB を再度読み込んで、削除してしまったデフォルトのテーブルを復元することができます。

  1. FeatureCAM が開いている場合は終了します。
  2. スタート メニューの FeatureCAM 以下から、INITDB を実行します。
  3. データベースの保存場所を選択します。

    ローカル コンピューター - ユーザーのコンピューターのデータベースを使用します。

    ネットワークを通してアクセス可能な他のコンピューター - Microsoft Access 共有ネットワーク データベースを使用します。参照 をクリックして、共有ネットワーク データベースの場所を検索します。

    SQL サーバー - SQL サーバー ネットワーク データベースを使用します。サーバー名データベース名 を選択します。SQL 認証を使用する場合、認証モード ドロップダウン リストから SQL サーバー を選択して、SQL ユーザー名SQL パスワード を入力します。SQL 認証の使用時、データベース名 ドロップダウン リストには、ユーザーがアクセス権を持つデータベースのみが表示されます。

  4. 追加する工具の単位を選択します。既に編集されているデータや、追加されているデータが FeatureCAM のデフォルトに戻ることはありません。
  5. OK をクリックします。
  6. 両方の単位(インチとメトリック)の工具を追加した場合、メインの単位を選択します。

データベースに追加した工具や送り/回転数テーブルは、INITDB プログラムを再実行してもそのまま残ります。INITDB が、データベース内の既存の工具や送り/回転数テーブルを上書きすることはありません。

既存のデータを削除するには、送り/回転数 と 加工データ ダイアログか 工具マネージャー ダイアログを使用します。