エッジ タブのオプションは、3 軸ツールパスのパフォーマンスに大きく影響します。エッジ オプションはさまざまなバウンダリー カーブを自動的に作成しますが、モデルのサイズや工具によっては計算に時間がかかることもあります。
次のエッジ オプションがあります(推奨順)。
- 下限値まで加工 - バウンダリーを計算せず、パフォーマンスにまったく影響しません。
- 選択サーフェスを加工 - 選択したサーフェスと、選択しなかったサーフェスとの間のバウンダリーを計算します。大きなモデル(フィーチャー)で、サーフェスのサブセットを加工する場合に使用します。この場合、パフォーマンスに大きな影響はありません。選択しなかったサーフェスがない場合、このオプションは エッジまで加工 と同じように加工します。
- エッジまで加工 - パーツ サーフェスのシルエット バウンダリーを計算します。パフォーマンスへの影響は、モデルの大きさにより異なります。
- エッジのロールオーバーなし - 2 つのバウンダリーを計算します。パフォーマンスに大きく影響する場合があります。大きなモデルや小さな工具では、計算に時間がかかります。このオプションは、フィーチャーの輪郭に沿ってエッジをロールオーバーしないようにしなければならない、シンプルなサーフェス モデルに適しています。
自動設定 - 自動設定 オプションは、ルールにしたがって エッジのロールオーバーなし と 下限値まで加工 のどちらかを選択します。自動設定 では、不要と思われる場合は エッジのロールオーバーなし オプションを回避し、代わりに 下限値まで加工 (バウンダリーの計算なし)を選択します。
自動設定 のルールは、次のとおりです。
- 次のいずれかに該当する場合は、下限値まで加工 オプションが使用されます。
- 4 軸工程と 5 軸工程
- 荒加工工程
- フローライン工程と面沿い工程
- コーナー リマシニング工程
- ストック タブから バウンダリー カーブを選択 した場合
- 傾斜 タブから傾斜を設定した場合
- ストラテジー タブの リマシニング オプションを選択した場合
- ストック タブの オーバーカット % が 100 ではない場合
- それ以外の場合は、エッジのロールオーバーなし オプションが使用されます。