同時 4 軸

同時 4 軸のサーフェス加工フィーチャーでは、使用するマシンが 4 つの自由度をサポートしていなければなりません。FeatureCAM での 4 つの自由度は、XYZ の移動と、ストックの割り出し軸周りでの回転 (Turn/Mill の場合 A、B、C) に制限されます。Turn/Mill ドキュメントでは、「外径から加工する工具」を使用して 4 軸フィーチャーを定義することができます。また、フライス加工ドキュメントの 4 軸割り出し加工で 4 軸フィーチャーを使用することもできます。(ストック プロパティ ダイアログの 割り出し設定 タブを参照)

適切なドキュメント タイプで適切なポスト (.cnc ファイル) を使用すると、サーフェス加工工程によっては 4 軸 タブが表示されます。4 軸 タブを使用して、工具の向きを指定したり、制御したりします。デフォルトは、通常の 3 軸加工に使用される 垂直 です。ただし、同時 4 軸加工では向きが断続的に変化することもあります。同時 4 軸加工では、FeatureCAM は指定の方法で工具を傾けてフィーチャーのサーフェスを加工します。

FeatureCAM での 4 軸は、ツールパスの計算中にすべての工具軸が適切な平面に投影される点を除き、5 軸 と同じです。4 軸特有の用語、ダイアログ、概念などはありません。例えば、現在のドキュメントが X 軸周りの割り出しの場合、ツールパスの特定のポイントで工具軸がストックの YZ 平面に投影されます。ツールパスの向きが (XYZ)、工具軸の向きが (0JK) となり、ポスト プロセスで (0JK) を「A」角度に変換することができます。