サブスピンドルのある旋盤のモデリングでは、サブスピンドルの形状を定義するソリッドが必要です。サブスピンドル ダイアログを使用して、このソリッドを指定します。
[マシン デザイン] タブ > [コンフィギュレーション] パネル > [サブスピンドル] から、サブスピンドル ダイアログを表示します。
ダイアログを、次のように設定します。
このダイアログを使用して、サブスピンドルの形状を定義するソリッドを選択します。FeatureCAM の トップ テーブル ダイアログでソリッドを指定するのと同様に、このダイアログでは、サブスピンドルでの加工時にパーツをホールドするソリッドを指定します。
サブスピンドルの ローカル座標系 は、サブスピンドルの位置決めフィーチャーをシミュレーションするのに重要です。通常、サブスピンドルは、マシン座標系(パーツ プログラムやセットアップのゼロ ポイントではない)に相対して配置されています。ローカル座標系の Z 方向を、加工のサブスピンドル コマンドにマッチさせるようにします。例えば、マシンのサブスピンドルがマイナス W (または B) に応じて左に動く場合、ローカル座標系の Z 方向が、(メインスピンドルや旋削のメインセットアップのように) 右を向くよう設定します。時により、プラス W 軸が左を向くこともあります。この場合、マシンはプラス W (W = 0 はホーム ポジションと想定) に応じて左に動きます。.cnc ファイルを 編集 してから XBUILD の CNC 情報 > スピンドル メニューを使用して、ホーム W と最大 W を.cnc ファイルで設定することもできます。
この例では、サブスピンドルのローカル座標系(表示されている UCS)の Z 方向が右を向いています。これは、パーツをつかむ ためにサブスピンドルがマイナス W に動き、サブスピンドルのホームが W = 0 のマシンに適切な設定となります。