扇形アプローチの例

ここでは、扇形アプローチの仕上げツールパスを作成して、その始点と終点を変更します。

次の方法で、扇形アプローチを使用してボスフィーチャーを加工します。

1. ボス フィーチャーを作成します。

   

2. 扇形アプローチ仕上げを有効にします。
   1. ボス プロパティ ダイアログ、ストラテジー タブの 扇形アプローチ をクリックします。

      扇形アプローチ仕上げオプション ダイアログが表示されます。

   2. 扇形アプローチ仕上げ を選択して、始点と終点が同じポイントになるように設定します。
   3. 扇形半径 と 扇形角度 を指定して OK をクリックし、ダイアログを閉じます。
   4. OK をクリックして、ボス プロパティ ダイアログを閉じます。
3. 2D シミュレーションを実行します。

   ボスの仕上げパスで、工具は次のように移動します。

   1. パーツの右上コーナーから開始して、フィーチャーを加工します。

      

   2. 始点に戻ります。

      

パーツの加工が完了します。このツールパスを編集します。パーツのコーナーではなく、直線のエッジから加工を開始すると想定します。

次の方法で、ツールパスの始点と終点を変更します。

1. フィーチャーのいずれかのエッジ付近に、ポイントを作成します。

   

2. ボス プロパティ ダイアログの プランジ タブで、作成したポイントを 始点 に指定します。
3. 2D シミュレーションを実行します。

   

   始点は、カーブ沿いのポイント位置を用いて配置されますが、フィーチャーのバウンダリーからポイントまでの距離は無視されていることが分かります。