エラーと警告

ドキュメント内のエラーは一度につき 1 つの段階のみが表示されるため、現在表示されている工程シートに他の段階でのエラーが表示されないこともあります。

注: FeatureCAM では、段階を切り替えて最初のエラーに戻ることはできません。

1 つの原因から、複数のエラーが生じていることもよくあります。複数のエラーがある場合、工具のエラーを修正してからツールパスを再生成します。多くの場合、これにより他のエラーも解消されます。

工程リストには警告も表示されますが、警告により FeatureCAM のツールパス生成が妨げられることはありません。ツールパスの生成には問題がないため、FeatureCAM は警告を無視します。

FeatureCAM がパーツのツールパスを生成できない場合には、加工エラーが表示されます。エラーが発生するとシミュレーションは実行できず、NC データのポスト プロセスや保存も行うことができません。加工工程シート では、エラーのある工程がアスタリスクの行 (******) で強調表示されます。工程リスト タブでは、エラーは アイコン、警告は アイコンで表示されます。

ツールパスの生成中にエラーが検出された場合、パス作成エラー ダイアログが表示されます。

はい を選択すると、工程リストの最初のエラーが強調表示されます。いいえ を選択すると、エラーは依然として工程リストに記載されますが、次のエラー をクリックしてエラーをステップ スルーしなければなりません。

ツールパスの生成中にエラーが発生した場合、ウィンドウの左端に 3 つのボタンのあるツールバーが表示され、エラーの解読と修正を行うことができます。次のボタンがあります。

工程リストの次のエラーを選択

工程リストの前のエラーを選択

選択したエラーを修正するためのヒントを提示

加工工程シート でエラーが選択されている状態で ヒント をクリックすると、エラーの修正を補助するダイアログが表示されます。