インポート ウィザードの SolidWorks 孔認識 ページを使用して、インポートした SolidWorks パーツの 孔を認識 します。
SolidWorks 孔認識は、ソリッド データだけを使用する代わりに SolidWorks モデルからの追加のデータも使用するため、フィーチャー認識とは異なります。これにより、タッピング孔に付けられたネジなどの、図形データではない情報を認識することができます。
注: SolidWorks 孔認識を使用するには、SolidWorks のライセンスとインストールが必要です。
SolidWorks 孔認識には、次の制約があります。
- 自動認識できるのは、SolidWorks の孔ウィザードで作成された孔だけです。押し出しとして作成された孔は、FeatureCAM のフィーチャー自動認識で認識しなければなりません。
- FeatureCAM は、SolidWorks で作成されたタッピング孔、カウンター ドリル孔、深座ぐり孔を認識します。ボーリングとリーマは、トレランスに依存するためサポートされていません。ダウエル孔は認識可能です。この孔はリーマ工程で加工されます。
- テーパー タッピングでの深さの処理は、ストレート タッピングとは異なります。ストレート タッピングでは、ネジ深さに先端許容値を追加することでネジを完全に加工します。テーパー タッピングでは、先端許容値は追加されません。これにより、外径に影響しないようにします。
- FeatureCAM は、FeatureCAM パターンにマッピングできる場合のみ Solidworks パターンを認識します。
次のようにページを設定します。
- SolidWorks 孔認識を使用する場合、孔タイプと寸法情報の抽出に SolidWorks を使用 を選択します。
- 孔を認識した後で、それらの孔を非表示にする場合、インポートしたモデルから孔を削除 を選択します。これにより、ソリッド モデルから孔を除去して、フィーチャー認識の際に孔が再認識されてしまわないようにします。
- SolidWorks を使用して孔を認識しない場合、FeatureCAM を使用して後から孔を認識 を選択します。
- 終了 をクリックして、ウィザードを閉じます。
注: SolidWorks の起動と孔の認識には、時間がかかることもあります。