トップ テーブル ダイアログ

トップ テーブル ソリッド(トップ テーブルの形状を定義するソリッド)には、ストックとクランプが取り付けられます。これにより、マシン シミュレーションの際、ストックとクランプは、このダイアログで指定されたソリッドの子であるかのように、ソリッドとともに動きます。

旋盤では、このソリッドはメインスピンドル、または、チャックとなります。フライス盤では、このソリッドはトップ テーブル ソリッドとなります。トップ テーブル ダイアログを使用して、これを設定します。

[マシン デザイン] タブ > [コンフィギュレーション] パネル > [トップ テーブル] から、トップ テーブル ダイアログを表示します。

ダイアログを、次のように設定します。

  1. ドロップダウン リストからソリッドを選択するか、選択ボタンをクリックして、グラフィック ウィンドウでソリッドを選択します。
  2. 次のいずれかを選択します。
    • 既存の UCS - ドロップダウン リストから選択するか、選択ボタンをクリックして、ソリッドの最上部の UCS を選択します。この位置にパーツを取り付けます。
      注: パーツの最上部に座標系がある場合、セットアップ ウィザードの シミュレーション情報 ページでソリッドをオフセットすることができます。
    • UCS を作成して、アライメント ウィザードを使用
  3. 適用 をクリックします。

トップ テーブルの UCS

トップ テーブル の UCS は、特に旋盤で重要な UCS です。トップ テーブルの UCS の位置と向きは、FeatureCAM パーツで使用するセットアップの位置と向きに対応するため非常に重要です。 

次の例では、フライス盤での UCS とソリッドを示しています。

フライス加工の UCS は、次のように設定しなければなりません。

4 軸割り出しパーツでは、.fm ファイルのセットアップのクランプ位置とトップ テーブルの位置の組み合わせに基づいて、パーツの割り出し軸がテーブルの回転軸と位置合わせされるようにストックが移動されます。そのように設定されていない場合、シミュレーションで割り出し軸を基準にマシンを回転させることはできません。

次の例では、Turn/Mill マシンの UCS とソリッドを示しています。

旋削加工の UCS は、次のように設定しなければなりません。