ベンド曲率(反り)結果

[ベンド曲率(反り)] 結果は、成形品の反りで発生するベンド変形の最終的な予測量を示します。 この結果は Midplane モデルにのみ適用されます。

ファセット シェル要素には、2 つの主要ベンド軸があります。[ベンド曲率(反り)] 結果は、より大きな度合の主要ベンド軸におけるベンド曲率です。

この結果は、重要なベンドがどこで発生し、反り変形の原因がどこにあるのかを調べるのに役立ちます。変位は一般に成形品のエッジで最大になりますが、この変位は別の場所で導入された部分のベンドが原因で発生している場合があります。変位を最小化するために追加のリブまたは金型設計の変更が必要な場合、その変更は変位が最大の領域ではなくベンドが最大の領域で実行する必要があります。

変位の結果はアンカー ポイントの選択またはベスト フィットの設定に依存しますが、この新しいベンド曲率結果は反りの可視化設定の影響を受けません。

注:
  • [ベンド曲率(反り)]結果を利用するには、Midplane 反り設定ダイアログで応力出力を選択する必要があります。
  • 前のベンド曲率結果の名前は[初期ベンド曲率]に変更されました。

    この結果は、反り解析前の肉厚方向への非対称収縮による初期曲率を示します。新しい[ベンド曲率(反り)]結果は、反り解析後の実際のベンド曲率で、反り形状のベンド変形を反映します。