パスライン プロット

パスライン プロットを使用すると選択した流体パーティクルのパスを追跡できるので、履歴についての理解を深めることができます。このプロットを使用すると、流体パーティクルがどのゲートから入ってきたのか、固化する前にどのくらい移動したのか、複雑な形状の中でどのようなパスをたどったのか、などの質問に答えることができます。

重要: パスライン プロットはメッシュ密度および速度結果の両方に依存します。複雑な解析に対するパスラインの有効範囲を取得するには、ソルバー出力のメッシュ密度と数を増やす必要があります。このことは、慣性あるいはジェッティングを含む解析の場合は特に顕著です。
この実装では、パスラインに沿って移動する流体パーティクルについて次のデータをプロットすることができます。
注: パスライン プロットは、パスラインに沿って流体パーティクルが通過した時点のデータポイントを表します。一度書き込まれると値は変化しません。時間とともに値が変化することはありません。したがって、それらは類似の結果(特定の場所での値が時間とともにどのように変化するかを示す圧力結果や温度結果など)に直接マッピングしません。
この機能は、次のメッシュ タイプでサポートされます。 および次の成形プロセス: 充填を含む解析。

パスライン プロットの最初のビューは、射出位置からのパスラインを成形品全体にわたって追跡したものです。

金型内の特定の位置に到達した流体パーティクルのパスラインのみをプロットするには、[射出位置から]から[選択した領域で終了]に切り替えて、特定の領域を選択します。

[ツール]タブのコントロールを使用すると、次のようなプロットについてのさまざまな側面を変更することができます