E5052

E5052 警告: E5052 1 つまたは複数のモードで過剰なエラー測定値が検出されました
原因: 1 つまたは複数のモードに対する抽出エラーの測定値が 0.01 を超えています。抽出されたモードごとに与えられるエラー測定値は、対応する固有値および固有ベクトルの精度を示しています。通常、最小モードが最小エラー測定値を持ち、最高の精度になります。同様に、最高モードはその逆になります。
対策: サブスペース固有値ソルバーの場合:

E5046 メッセージも表示されている場合は、EIGRL バルク データ入力で許容されるサブスペース反復最大回数を大きくします。E5053 メッセージも表示されている場合は、EIGENSOLACCEL パラメータを OFF に設定してモデル入力ファイル ケース コントロール セクションに追加します。その他の場合は、EIGRL バルク データ入力の次のパラメータをこの順番で 1 つずつ変更します。

  • 収束許容値を小さくします。
  • 追加の反復ベクトル数を大きくします。
  • 必要なルート数を大きくします。
ランチョス固有値ソルバーの場合、次のパラメータをこの順序で変更します。
  • SPARSEITERTOL パラメータの値を小さくします(既定は 1.0E-5)。
  • EIGRL バルク データ入力の収束許容値を小さくします。
備考: 入力の形式については、『Autodesk Nastran リファレンス ガイド』のセクション 4「バルク データ」を、詳細については、セクション 5「パラメータ」を参照してください。