クラッシュ結果を表示する

このセクションでは、クラッシュ テストの結果に対して操作を行う方法について説明します。

見つかったすべてのクラッシュが、[結果]タブ内に複数列の表形式で表示されます。列見出しのいずれかをクリックすると、その列のデータを使って表をソートできます。このソートは、アルファベット順、数値順、日付順、または[ステータス]列のワークフロー ステータス順([新規][アクティブ][レビュー済み][承認済み][解決済み])で行うことができます。

時間ベースのクラッシュ、ソフト クラッシュ、または時間ベースのソフト クラッシュのテストを実行する場合、すべてのクラッシュの開始時刻または日付は、[開始]および[終了]列の下の該当するクラッシュの横に記録されます。[イベント]列には、イベント名(アニメーション シーンまたは TimeLiner タスク)も記録されます。特定の日付について複数のクラッシュが見つかった場合、それぞれのクラッシュは同一のシミュレーション情報とともに、個別に一覧表示されます。モデルにグリッド システムが含まれる場合、グリッド レベルおよび交差も表示されます。

[項目]パネルの 2 つのペインには、クラッシュの各項目に関連するクイック プロパティと、標準の[選択ツリー]におけるルートから項目のジオメトリまでのパスが表示されます。

クラッシュをクリックすると、そのクラッシュに関係する 2 つのオブジェクトが[シーン ビュー]内でハイライト表示されます。既定で、クラッシュの中心がビューの中心になります。クラッシュに関係するオブジェクトのパーツがビューに収まるように拡大されます。クラッシュ結果の表示方法を制御するには、[表示設定]パネル(および[オプション エディタ]の追加設定)のオプションを使用します。

クラッシュ結果に、単一の設計の問題に関連付けられた複数のクラッシュが含まれている場合は、これらのクラッシュを手動でグループ化することを考慮してください。クラッシュをグループに整理すると、設計の問題を追跡しやすくなります。クラッシュがグループ化されている場合、サマリおよびレポートには 1 つのクラッシュとして一覧に表示されます。クラッシュ グループに対して表示される距離は、グループ内で最大の「オープン」クラッシュのものになります。クラッシュ グループは アイコンで特定されます。 クラッシュ グループの横にある矢印をクリックして、グループに含まれるクラッシュの表示/非表示を切り替えることができます。
注: 「オープン」([新規][アクティブ][レビュー済み]) および「クローズド」([承認済み][解決済み])のクラッシュの両方が含まれているクラッシュ グループを選択すると、クロースドのクラッシュではなく、オープンのクラッシュがその実際のサイズに関わらず、[項目]パネルの 2 つのペインで強調表示されます。

また、[項目]パネルのいずれかのペインで項目を選択してから、[スイッチバック]ボタンをクリックすると、現在のビューと現在選択しているオブジェクトが、元の CAD パッケージに戻ります。これにより、クラッシュの Autodesk Navisworks での表示、クラッシュの CAD パッケージへの戻し、設計の変更、および非常に迅速な設計レビューの変更を行う場合の、Autodesk Navisworks への再ロードが簡単になります。