各レイヤに特定の機能を割り当てて、レイヤがそれぞれ対応する機能のレイヤに結合できるようにします。レイヤの機能には優先順位があります。
レイヤ結合の規則
たとえば、2 つの複層壁を結合するとします。最初の壁にある優先度 1 のレイヤが、2 番目の壁にある優先度 1 のレイヤと結合されます。優先度 1 のレイヤは、それよりも優先度の低いレイヤを貫通して、他の優先度 1 のレイヤに結合します。優先度が 1 よりも低いレイヤは、優先度が同じレイヤも高いレイヤも貫通できません。
次の図は、優先度の低いレイヤより前に優先度の高いレイヤが結合される様子を示しています。水平壁の CMU レイヤ(優先度 1)は、垂直壁のスタッド レイヤ(優先度 1)に達するまですべてのレイヤを貫通します。水平壁の断熱層が、垂直壁の空気層を貫通していない点に注意してください。これらはいずれも優先度 3 で、躯体の外側にあるためです。
次の図は、躯体より内側にある低優先度のレイヤが、躯体より外側にある高優先度のレイヤを貫通する様子を示しています。水平の壁の断熱レイヤは、躯体の内側に移動しています。断熱レイヤは、その優先度に関係なく、躯体より外側にあるすべてのレイヤを超えることができます。
レイヤには、次のような機能を割り当てることができます。