電圧を適用する

電圧を適用するとき、「剛性」の値も指定する必要があります。これは、電源が必要な電圧を維持する能力の指標です。適切であれば、制限された剛性を指定することによって、電圧低下をシミュレートすることができます。たとえば、剛性が 10 A/V で電流が 5 A の場合、適用される電圧は 0.5 V まで低減されます(5/10)。

この例では、1 x 108 A/V という任意の高剛性値を使用します。この結果、無視することができるほど小さい電圧低下となります。

  1. モータの中心付近にカーソルを合わせ、マウス ホイールを回して、ロータの中心を貫通する穴を拡大ズームします。
  2. [選択] [形状] [点または長方形]コマンドと [選択] [選択] [表面]コマンドをアクティブにし、次の図でハイライト表示した(赤色部分を黄色でハイライト表示した箇所)、この穴の内側の表面をクリックして選択します。
  3. [セットアップ] [荷重] [電圧]をクリックします。
    1. [剛性]フィールドに 1e8 と入力します。電圧はゼロのままにします。
    2. [OK]をクリックします。
  4. [表示] [ナビゲーション] [方向] [背面図]をクリックします。
  5. 次の図でハイライト表示した(緑色部分を黄色でハイライト表示した箇所)、モータの外径にあるリングの面をクリックします。
  6. [セットアップ] [荷重] [電圧]をクリックします。
    1. [大きさ]フィールドに 15 と入力します。
    2. [剛性]フィールドに 1e8 と入力します。
    3. [OK]をクリックします。

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