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SceneExplorerManager コア インタフェースは、MAXScript にシーン エクスプローラを公開します。
3ds Max 2008 以降 で使用可能です。
Interface: SceneExplorerManager
メソッド:
<boolean>SceneExplorerManager.CreateExplorerFromDefault <&TSTR>explorerName explorerName is In parameter
指定した既定の設定を使用して、新しいローカル シーン エクスプローラを作成します。
成功した場合は True を返します。
失敗した場合は False を返します。たとえば指定された既定の設定が存在しない場合などです。
3ds Max 2016 以降で使用可能です。
例 |
SceneExplorerManager.CreateExplorerFromDefault "Test" -->False SceneExplorerManager.CreateExplorerFromDefault "Light Explorer" -->True -- A new Light Explorer will be created. |
<boolean>SceneExplorerManager.IsExplorerInViewport <&TSTR>explorerName explorerName is In parameter
指定したシーン エクスプローラがビューポートに表示されている場合は、true を返します。
指定したシーン エクスプローラがフローティングの場合、表示されない場合、または存在しない場合は、false を返します。
3ds Max 2016 以降で使用可能です。
<enum>SceneExplorerManager.ExplorerPersistenceType <&TSTR>explorerName ExplorerPersistenceType enums: {#Global|#Local|#Workspace} explorerName is In parameter
指定したシーン エクスプローラの持続性タイプを返します。
有効な戻り値は次のとおりです。
#Global: シーン エクスプローラがグローバルであるか、エクスプローラ名が存在しません。
#Local: シーン エクスプローラは現在のシーンにローカルです。
#Workspace: シーン エクスプローラはワークスペース エクスプローラです。
3ds Max 2016 以降で使用可能です。
<boolean>SceneExplorerManager.CreateADefaultExplorer <&String>explorerName explorerName is In parameter
既定値の設定を使用して、指定された名前の新しいシーン エクスプローラを作成します。
成功した場合は True を返し、成功しなかった場合は False を返します。
<void>SceneExplorerManager.CreateExplorer <string>explorerName <value>visibleColumns
指定された名前で、2 番目の引数として渡されたプロパティ名の配列によって指定される可視列を持った新しいシーン エクスプローラを作成します。
3ds Max 2010 以降 で使用可能です。
<void>SceneExplorerManager.SetExplorerVisibleColumns <string>explorerName <value>visibleColumns
名前で指定されたシーン エクスプローラの列の可視性を、2 番目の引数で指定された可視列名の配列を使用して設定します。
名前が既存の列フィルタに一致しない場合、その列はスキップされエラーは発生しません。
3ds Max 2010 以降 で使用可能です。
例: |
--This will createa default Explorer first, then set its --columns to show Name, Type and Color only: SceneExplorerManager.CreateADefaultExplorer "Object Colors" SceneExplorerManager.SetExplorerVisibleColumns "Object Colors" #("Name","Type","Color") --This will create only columns for Name, Type and Faces --unless Bananas is a custom filter registered via MAXScript SceneExplorerManager.CreateExplorer "Geometry Counts" #("Name","Type","Faces","Bananas") |
<integer>SceneExplorerManager.GetExplorerCount()
シーン エクスプローラの数を返します。
<Interface>SceneExplorerManager.GetExplorer <string>explorerName
指定された名前を持つシーン エクスプローラが存在する場合、このシーン エクスプローラの MixinInterface:SceneExplorerInterface を返します。
指定された名前を持つシーン エクスプローラが存在しない場合は undefined を返します。
3ds Max 2015 以降で使用可能です。
<Stringby value>SceneExplorerManager.GetExplorerName <index>explorerIndex
インデックスで指定されたシーン ステートの名前を返します。
インデックス引数の有効な値は、1 から SceneExplorerManager.GetExplorerCount() です。
<boolean>SceneExplorerManager.ExplorerExists <&String>explorerName explorerName is In parameter
指定された名前を持つシーン エクスプローラが既に存在する場合は True、その名前のシーン エクスプローラがまだ作成されていない場合は False を返します。
<boolean>SceneExplorerManager.ExplorerIsOpen <&String>explorerName explorerName is In parameter
指定された名前を持つシーン エクスプローラが開いている場合は True、開いていない場合は False を返します。
<boolean>SceneExplorerManager.OpenExplorer <&String>explorerName explorerName is In parameter
指定された名前のシーン エクスプローラを開きます。
成功した場合は True を返し、成功しなかった場合は False を返します。
<boolean>SceneExplorerManager.CloseExplorer <&String>explorerName explorerNameis In parameter
指定された名前のシーン エクスプローラを閉じます。
成功した場合は True を返し、成功しなかった場合は False を返します。
<boolean>SceneExplorerManager.ClearAllExplorers()
すべてのシーン エクスプローラを閉じ、[ツール](Tools) > [保存されたシーン エクスプローラ](Saved Scene Explorers)メニュー リストをクリアします。
3ds Max 2010 以降では、成功した場合は True を返し、成功しなかった場合は False を返します。
<point2 by value>SceneExplorerManager.GetExplorerPosition <&String>explorerName explorerName is In parameter
名前で指定されたシーン エクスプローラの、デスクトップの左上コーナーからの相対位置を、Point2 値として返します。
<boolean>SceneExplorerManager.SetExplorerPosition <&String>explorerName <point2 by value>position explorerName is In parameter
名前で指定されたシーン エクスプローラの、デスクトップの左上コーナーからの相対位置を、指定された Point2 値に設定します。
成功した場合は True を返し、成功しなかった場合は False を返します。
<point2 by value>SceneExplorerManager.GetExplorerSize <&String>explorerName explorerName is In parameter
名前で指定されたシーン エクスプローラのサイズを Point2 値で返します。
<boolean>SceneExplorerManager.SetExplorerSize <&String>explorerName <point2 by value>size explorerName is In parameter
名前で指定されたシーン エクスプローラのサイズを指定された Point2 値に設定します。
成功した場合は True を返し、成功しなかった場合は False を返します。
<boolean>SceneExplorerManager.ConfigureExplorer <&String>explorerName <&String>configurationFile explorerName is In parameter configurationFile is In parameter
名前で指定されたシーン エクスプローラを 2 番目の引数で指定された設定ファイルを使用して設定します。
成功した場合は True を返し、成功しなかった場合は False を返します。
<void>SceneExplorerManager.OpenManageInstancesDialog()
[シーン エクスプローラをマネージ](Manage Scene Explorer)ダイアログ ボックスを開きます。
<void>SceneExplorerManager.CloseManageInstancesDialog()
[シーン エクスプローラをマネージ](Manage Scene Explorer)ダイアログ ボックスを閉じます。
<boolean>SceneExplorerManager.LoadExplorerConfiguration <&String>configurationFile configurationFile is In parameter
以前に保存されたシーン エクスプローラ設定を、指定された設定ファイルからロードします。
[シーン エクスプローラをマネージ](Manage Scene Explorer)ダイアログ ボックスの[ロード](Load)ボタンを押して、ロードするファイルを選択する操作に相当します。
成功した場合は True を返し、成功しなかった場合は False を返します。
<boolean>SceneExplorerManager.SaveExplorerConfiguration <&String>explorerName <&String>outputConfigurationFile explorerName is In parameter outputConfigurationFile is In parameter
指定されたシーン エクスプローラの設定を 2 番目の引数で指定された設定ファイルに保存します。
指定されているシーン エクスプローラが選択された状態で[シーン エクスプローラをマネージ](Manage Scene Explorer)ダイアログ ボックスの[保存](Save)ボタンを押し、保存先のファイルを指定する操作に相当します。
成功した場合は True を返し、成功しなかった場合は False を返します。
<boolean> SceneExplorerManager.DeleteExplorer <&String>explorerName explorerName is In parameter
指定された名前のシーン エクスプローラを削除します。
指定されているシーン エクスプローラが選択された状態で、[シーン エクスプローラをマネージ](Manage Scene Explorer)ダイアログ ボックスの[削除](Delete)ボタンを押す操作に相当します。
成功した場合は True を返し、成功しなかった場合は False を返します。
<boolean>SceneExplorerManager.RenameExplorer <&String>oldExplorerName <&String>newExplorerName oldExplorerName is In parameter newExplorerName is In parameter
1 番目の引数で指定された名前のシーン エクスプローラの名前を 2 番目の引数で指定された名前に変更します。
指定されたシーン エクスプローラが選択された状態で[シーン エクスプローラをマネージ](Manage Scene Explorer)ダイアログ ボックスの[名前変更](Rename)ボタンを押し、新しい名前を入力する操作に相当します。
成功した場合は True を返し、成功しなかった場合は False を返します。
<value>SceneExplorerManager.AddProperty <string>propertyName <value>getFunction <value>setFunction
シーン エクスプローラに列として表示する新しいプロパティ フィルタを追加します。
1 番目の引数は、追加するプロパティの名前です。
2 番目の引数は、プロパティの値を取得するために呼び出す関数です。
3 番目の引数は、プロパティの値を設定するために呼び出す関数です。
定義が終了すると、プロパティ フィルタは[カラム選択機能](Column Chooser)の末尾に表示されるようになります。
<void>SceneExplorerManager.AddLocalizableProperty <string>propertyName <string>displayName <value>getFunction <value>setFunction
シーン エクスプローラに列として表示する新しいプロパティ フィルタを追加します。
このメソッドは、上の SceneExplorerManager.AddProperty メソッドに似ていますが、シーン エクスプローラに表示する代替の表示名を定義する displayName 引数を持つ点が異なります。これは、ローカリゼーションの目的に役立ちます。
3ds Max 2010 以降 で使用可能です。
<value>SceneExplorerManager.AddReadOnlyProperty <string>propertyName <value>getFunction
シーン エクスプローラに表示する新しい読み取り専用プロパティ フィルタを追加します。
1 番目の引数はプロパティの名前です。
2 番目の引数は、プロパティの値を取得するために呼び出す関数です。
定義が終了すると、プロパティ フィルタは[カラム選択機能](Column Chooser)の末尾に表示されるようになります。
<void>SceneExplorerManager.AddLocalizableReadOnlyProperty <string>propertyName <string>displayName <value>getFunction
シーン エクスプローラに列として表示する新しい読み込み専用のプロパティ フィルタを追加します。
このメソッドは、上の SceneExplorerManager.AddReadOnlyProperty メソッドに似ていますが、シーン エクスプローラに表示する代替の表示名を定義する displayName 引数を持つ点が異なります。これは、ローカリゼーションの目的に役立ちます。
3ds Max 2010 以降 で使用可能です。
<value>SceneExplorerManager.RemoveProperty <string>propertyName
指定されたプロパティ名で以前に追加されたプロパティを削除します。
使用例: |
--Define a getter function which returns the radius property --if it exists or implicitly undefined when no such property fn getRad theNode = ( if isProperty theNode "Radius" then theNode.Radius ) --Define asetter function which sets the radius property --if it exists otherwise does nothing fn setRad theNode theValue = ( if isProperty theNode "Radius" then theNode.Radius = theValue) --Add a Property filter to the Scene Explorer Manager with the name --"Radius" and the two functions as second and third argument SceneExplorerManager.addProperty "Radius" getRad setRad --Define a getter function which returns the class of the node fn getClass theNode = (classof theNode) --Add aRead-OnlyProperty filter to the Scene Explorer Manager --which can only get properties but cannot set them SceneExplorerManager.addReadOnlyProperty "Class" getClass |
評価すると、[カラム選択機能](Column Chooser)ダイアログ ボックスの末尾に新しいプロパティが表示されます。 ![]() 新しい列をシーン エクスプローラにドラッグすると、すべてのシーン ノードのクラスと、.radius プロパティを持つシーン ノードの半径の値が表示されます。 ![]() これらの追加プロパティを、今後も 3ds Max セッションのシーン エクスプローラで使用できるようにするには、カスタム プロパティ フィルタ定義を Scripts¥Startup フォルダのスクリプト ファイルに保存します。
|
この MixinInterface は SceneExplorerManager.GetExplorer() メソッドによって返され、単一の名前で指定されたシーン エクスプローラのプロパティとメソッドを公開します。
3ds Max 2015 以降で使用可能です。
プロパティ:
.Name : string : Read|Write
シーン エクスプローラの名前を取得/設定します。
メソッド:
<fpvalue by value array>SelectedItems()
選択された項目によって表されるオブジェクトの配列を返します。
<void>CollapseAll()
すべての項目の子サブツリー表示を折りたたみます。
<void>CollapseSelected()
選択された項目の子サブツリー表示を折りたたみます。
<void>ExpandAll()
すべての項目の子サブツリー表示を展開します。
<void>ExpandSelected()
選択された項目の子サブツリー表示を展開します。
<void>InvertDisplay()
すべての表示フィルタの状態を反転します。
<void>Rename()
選択された項目を名前変更モードに切り替えます。
複数の項目が選択されている場合、最後に選択された項目を名前変更モードにします。
このメソッドを正常に実行するには、シーン エクスプローラを開いておく必要があります。
<void>Unlink()
選択された子オブジェクトのリンクをその親オブジェクトから解除します。
<void>SelectChildren()
親の選択を保持したまま、選択された項目の子を選択します。
<void>FocusAndRename <maxObject>layer
指定されたシーン オブジェクトを表す項目を選択して、名前変更モードにします。
オブジェクトが存在しない場合は何も行いません。
関連項目