MAXScript エディタのオートコンプリート

MAXScript エディタのベースとなる SCITE エディタはオートコンプリートをサポートしています。オートコンプリートは、認識されている MAXScript に対して有効にすることができます。オートコンプリートを有効にするには、すべての MAXScript 関数名を含む .API ファイルを用意し、ユーザ プロパティ ファイル内でオートコンプリートを適切に設定する必要があります。

API ファイルを生成するには:

  1. この MAXScript API ジェネレータ スクリプト createMaxScriptApiFile.ms をダウンロードします。
  2. スクリプトを実行して、「maxscript.api」ファイルが 3ds Max インストール ディレクトリに保存されたことを確認します(このファイルを開くには、MAXScript エディタを使用します)。
  3. MAXScript エディタで [ツール](Tools) > [ユーザ オプション ファイルを開く](Open User Options File)を選択します。
  4. これらの設定を MXS_EditorUser.properties ファイルに追加して、保存します。
    #autocomplete
    autocompleteword.automatic=1
    autocomplete.choose.single=0
    autocomplete.MAXScript.ignorecase=1
    autocomplete.MAXScript.start.characters=$(chars.alpha)$(chars.numeric)_#.
    api.$(file.patterns.MAXScript)=<path_to_api_file>

    注: <path_to_api_file> は、最初の手順で保存したファイルの完全修飾名に設定してください。

  5. 新しいスクリプトを開き、関数名の一部を入力して、オートコンプリートが機能していることを確認します。一致する関数のリストが表示されます。

これらおよびその他のユーザ プロパティの詳細については、「MAXScript エディタ プロパティ ファイルの設定」を参照してください。