解析を実行する

解析を実行する

  1. 入力ファイルと構造インターフェース ファイルの両方が、同じフォルダ(および該当する場合は HIN ファイル)内にあることを確認します。すべてのジョブ ファイルの名前が同じである必要があります。MyJob.inp や MyJob.sif などです。
  2. デスクトップ上の[コマンド シェル]アイコンをクリックして、コマンド プロンプトを開きます(Windows コマンド プロンプトも同様に機能します)。
  3. ファイルが保存されているフォルダに移動します。
  4. Abaqus、ANSYS、または Nastran のジョブに適切な構文を入力します。参照用として下の例を参照してください。

Abaqus

次の例は、コマンド プロンプト(この場合は Abaqus 2017)から Abaqus モデル(example.inp と example.sif)を送信する方法を示しています。
>>abq2017 job=example

ANSYS

次の例は、ANSYS 18.0 でコマンド プロンプトからモデル(example.cdb と example.sif)を送信する方法を示しています。
>>ansys-helius 180 example.cdb

Nastran

次の例は、Autodesk Nastran でコマンド プロンプトからモデル(example.nas と example.sif)を送信する方法を示しています。

>>Nastran example.nas
注: Nastran In-CAD で解析を実行するには、非線形静的解析オプションの[構造解析モデルをインポート]チェック ボックスをオンにし、Advanced Material Exchange からエクスポートされた *.nas または *.bdf ファイルを参照します。詳細は、Nastran In-CAD のヘルプのトピック「編集」を参照してください。

環境ファイルに関する考慮事項

Abaqus でジョブを実行する前に、abaqus_v6.env ファイルを設定する必要があります。abaqus_v6.env ファイルの usub_lib_dir 変数は、ユーザ材料サブルーチンを格納するフォルダを指定する必要があります。ユーザ材料サブルーチンは、インストール フォルダ内にあります(通常、C:¥Program Files¥Autodesk¥Helius PFA 2019¥)。例として、Abaqus 2017 でモデルを実行する場合を検討します。
usub_lib_dir = 'C:/Program Files/Autodesk/Helius PFA 2019/bin/abaqus/2017'
バック スラッシュ(¥)ではなく、スラッシュ(/)を使用します。

倍精度の解析のみがサポートされています。次のように abaqus_v6.env ファイル内で double_precision パラメータを設定します。
double_precision = BOTH