コンパウンドのフィードバック ポートを使用すると、サブグラフの前回の評価結果をキャッシュし、次回の評価の入力として使用できます。これがシミュレーションの仕組みです。1 つのフレームの結果が次のフレームの土台となります。
フィードバック ポートは、一致するコンパウンドの入力ポートと出力ポートのペアから成り、この出力値は次回、コンパウンドまたはグラフ全体を評価する際の入力として使用されます。
この機能の例については、simulation_example コンパウンドの内部を確認してください。一般的なシミュレーション用のテンプレートが用意されており、これらは編集可能で、必要に応じて修正できます。
コンパウンドでフィードバック ポートのペアを作成するには、次の操作を行います。
コンパウンドの入力ポートと出力ポートが同じタイプであることを確認します。auto ポートはサポートされません。必要に応じて、ポートを右クリックし、値のタイプを設定(Set Value Type)を選択して明示的なタイプを設定します。
コンパウンド内の入力ポートまたは出力ポートを右クリックしてフィードバック ポートを設定(Set Feedback Port)を選択し、一致するポートを選択します。
最良の結果を得るには、次のようにカスタムのシミュレーションを行います。