ファイルにデータを入力またはファイルのデータを出力する

ジオメトリをホスト シーンに入力したりホスト シーンから出力する代わりに、ファイルを入出力することができます。これは、ファーム上でキャッシュしたりレンダリングする場合などに便利です。Bifrost のネイティブ オブジェクト形式に加えて、いくつかの標準形式の read_* ノードと write_* ノードがあります。

使用する形式はジオメトリのタイプに応じて異なります。

• Bifrost のジオメトリ タイプには、Bifrost バイナリ オブジェクト形式(.bob)を使用します。ただし、Bifrost グラフでしか読み込めません。
• メッシュ ジオメトリには、Alembic (.abc)を使用します。ファイルごとに 1 つのメッシュのみがサポートされます。
• ボリュームやポイントには、OpenVDB (.vdb)を使用します。
• ボリュームには、Field3d (.f3d)を使用します。
• ポイントには、PDC (.pdc)を使用します。

ヒント: file_cache ノードを試してみることもできます。このノードは、拡張子に基づいて .bob、.abc、.vdb を読み書きできる実験的なノードです。

次の点に注意してください。

• ファイル ノードの少なくとも 1 つの出力がグラフの最上位の output に直接または間接的に接続されている必要があります。
• time ノードの出力を使用して frame 入力に接続できます。場合によっては、to_int を使用してフレームの値を float から int に変換するか、one_over を使用して frame_step をフレーム レートに変換する必要があります。
• ファイル名にフレーム番号を含める場合は、トークン # を使用します。フレーム パディングには、複数の文字を使用します。たとえば、#### は 0001、0002 などのようになります。@ も使用することができます。
• 追加するプロパティを指定する場合は、明示的にリストするか、すべてに * を入力します。
• フォルダが存在していることを確認します。