エフェクトをグラフとしてパブリッシュする

エフェクト全体を、Bifrost ブラウザに表示されるグラフとしてパブリッシュできます。パブリッシュされたグラフは、パブリッシュされたコンパウンドとは異なります。パブリッシュされたコンパウンドはグラフ内に含めることができる再利用可能なサブグラフですが、パブリッシュされたグラフには、グラフの最上位、およびそことホスト シーンとグラフの接続が含まれます。

パブリッシュされたグラフには、サムネイル イメージやサンプル シーンなどのサポート ファイルも含めることができます。

ヒント: グラフにシーンのジオメトリ入力(メッシュなど)が含まれていて、グラフを読み込むシーンに同じ名前のオブジェクトが含まれている場合は、グラフが自動的に接続されます。

グラフをパブリッシュするには:

  1. グラフの最上位で作成 > グラフをパブリッシュ(Create > Publish Graph)を選択します。

  2. 必要な情報を入力します。

    • グラフ名(Graph name): Bifrost ブラウザに表示されるグラフの名前。これは、グラフを読み込むときにホスト シーンに Bifrost グラフ ノードの既定の名前としても使用されます。
    • グラフ ネームスペース(Graph namespace): すべてのグラフにネームスペースが必要です。
    • ブラウザのカテゴリ(Browser category): Bifrost ブラウザにグラフが表示されるときに分類されるカテゴリ。カテゴリが設定されていないグラフは、リストされません。
    • 作成者(Author): オプションの作成者の名前。Bifrost ブラウザの情報アイコンをクリックすると表示されます。
    • 説明(Description): 省略可能な説明。情報アイコンをクリックした場合も表示されます。
  3. オプションのサポート ファイルを選択します。これらのファイルは、共有しやすいようにパブリッシュ元の場所にコピーされます。

    • サムネイル(Thumbnail): Bifrost ブラウザに表示するイメージ。
    • ドキュメント(Documentation): グラフに関する追加情報を提供するために使用できるマークダウン ファイル。グラフの最上位で何も選択されていない場合に表示されます。ほとんどの GitHub スタイルのマークダウン フォーマットがサポートされています。
    • サンプル シーン(Example Scene): Bifrost ブラウザから開くことができるシーン。
  4. 以下のパブリッシュ オプションを設定します。

    • 接続されたマテリアルを含める(Include connected materials): グラフ内で参照されているすべてのシーン マテリアルを個別のシーンとして保存し、グラフが読み込まれるときに自動的に接続します。
    • Sidecar ファイルを保存(Save sidecar files): 複合に隣接(Adjacent to compound)オプションはすべてのファイルを共通のサブフォルダに保存して、圧縮または共有しやすくします。オートデスクの既定のフォルダ内(In Autodesk-default folders)は、グラフおよびその他のファイルを個別のフォルダに配置します。
  5. ファイルを保存(Save file)で名前およびフォルダを選択します。Bifrost ブラウザで使用できるのは、ドロップダウン ボックスに表示される場所のいずれかに保存されているコンパウンドのみです。ユーザの既定の場所以外に、コンパウンドの他の保存場所を設定できます。 ユーザの既定の場所は次のとおりです。

    • Windows: \Users\username\Autodesk\Bifrost\Compounds
    • macOS: /Users/username/Autodesk/Bifrost/Compounds
    • Linux: /home/username/Autodesk/Bifrost/Compounds