座標系

FeatureCAM には、ユーザー座標系 (User Coordinate Systems-UCS) とセットアップの、2 つの座標系があります。

ユーザー座標系(UCS)

UCS は、図形データ、サーフェス、ソリッドのスケッチなど、パーツのモデリングに使用する座標系です。

UCS には、原点と XYZ 方向があります。

セットアップ

セットアップは UCS から作成され、座標系 ID や生成される NC プログラムなどの追加情報が含まれています。それぞれのフィーチャーに、そのフィーチャーが属するセットアップがあります。

各セットアップには、そのセットアップに関連付けられた UCS があります。例えば、セットアップの名前が セットアップ 2 の場合、そのセットアップに関連付けられている UCS_セットアップ 2 も作成されます。セットアップを移動すると、そのセットアップに関連付けられている UCS も移動します。

セットアップは、マシン上と NC データ内でのパーツ原点 (0, 0, 0) として使用されます。フィーチャーは、セットアップの原点を基準に配置されます。

各 NC パーツ プログラムの原点と座標系は、セットアップに基づいて決まります。NC データを保存すると、パーツのすべてのセットアップの、パーツ プログラムと加工情報ドキュメントが作成、保存されます。