NC データには、フライス加工フィーチャーの複数等高線のサブプログラムを生成することができます。サブプログラムを生成するには、使用しているポスト プロセッサーがサブプログラムをサポートしていなければならず、さらに、ポストでこの機能を有効にする必要があります。
工具変更を最少化 は、順序設定 ダイアログから設定することもできます。デフォルトでは、作成するすべてのパーツのサブプログラムが含まれています。
工具変更を最少化 は、同じ工具を使用する工程をグループにまとめます。無駄な工具変更を削除したり、工具変更の回数を抑えたりすることで、加工時間を短縮します。NC データに孔あけのサブプログラムを生成する場合、このオプションを選択しておかなければなりません。
フライス加工セットアップのみに作用します。パーツ ビューでのフィーチャーの順番を変更する唯一のオプションです。早送りを最少化 は、工程を加工した後、同じ工具を使用する最も近い次のフィーチャーに移動します。 NC データに孔あけのサブプログラムを生成する場合、このオプションを選択してはいけません。
NC データを生成すると、複数の等高線で加工されるフライス加工フィーチャーのツールパスのサブプログラムが出力されます。
パターンでは、フライス加工のマクロ(サブプログラム、または、サブルーチンとも呼ばれる)を使用することができます。パターン プロパティ ダイアログ、ストラテジー タブの パターンのインスタンスごとにマクロ呼び出し を選択して、この機能を有効にします。
インクレメンタル プログラミングでは、サブルーチン内の移動は絶対値ではなく相対値になります。マクロ内の特定の絶対位置に移動する代わりに、現在の位置から相対的に移動します (例: 現在の位置から X 方向へさらに 2 インチ移動)。Fanuc の G91 コードも、相対プログラミングの一例です。
ローカル座標系を使用している場合、座標系は常にマクロ外で再定義され、マクロ内の移動は絶対値になります。Fanuc の G92、Heidenhain の Datum Shift、Siemens の G58 などがこれにあたります。
生成される実際の G コードは、ポスト プロセッサーの マクロ プログラミング オプション により異なります。