Maya Python プラグインの Learning Path

ようこそ

この Learning Path では、Python を使用して Maya プラグインを開発する上で重要なコンセプト、クラス、および関数の概要を説明します。この Learning Path のトピックを順番に読むことをお勧めしますが、注釈付きのサンプル コードはリファレンス マテリアルとして独立して参照できます。

注: この Learning Path では、Maya Python 1.0 と 2.0 の両方の API を使用します。2.0 API は高速化され、より「Python に近い」ものになりましたが、まだ 1.0 のすべてのフィーチャは 2.0 で使用できません。この API と旧式の 1.0 API の違いについては、「Maya Python API 2.0」を参照してください。

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Python スクリプトと Python プラグインの違いは?

始めるにあたって、Maya の Python スクリプトとプラグインの違いを理解することが重要です。

• Python スクリプト: これらのプログラムは、Maya のインタラクティブなスクリプト エディタ(Script Editor)ウィンドウで実行できます。Python スクリプトは、通常、maya.cmds モジュールを使用します。このモジュールの機能は、Maya のほとんどの MEL コマンドをエミュレートします。次のインポート ステートメントは、通常、Maya Python スクリプトの先頭にあります。

   import maya.cmds as cmds

  この Learning Path では、maya.cmds モジュールを使用して Python プラグインを実行します。

  注: ** maya.cmds Python モジュールの詳細については、『Maya ユーザ ガイド』 > 「Technical Documentation」 > 「CommandsPython」**を参照してください。

• Python プラグイン: これらのプログラムは、Maya のプラグイン マネージャによって C:¥Users¥<username>¥Documents¥maya¥<version>¥plug-ins および MAYA_PLUG_IN_PATH 環境変数で定義されているフォルダからロードされます。Maya Python プラグインを使用すると、コマンド、ノード、シェーダ、コンストレイント、ファイル トランスレータ、デフォーマなどのカスタマイズ可能な要素を定義できます。Maya の Python プラグインは、Maya の C++ API に基づく、複数の OpenMaya モジュールを使用します。

  2.0:

   import maya.api.OpenMaya       as OpenMaya        # Common classes
   import maya.api.OpenMayaAnim   as OpenMayaAnim    # Animation classes
   import maya.api.OpenMayaRender as OpenMayaRender  # Rendering classes
   import maya.api.OpenMayaUI     as OpenMayaUI      # User interface classes
  

  1.0:

   import maya.OpenMaya       as OpenMaya        # Common classes
   import maya.OpenMayaMPx    as OpenMayaMPx     # Classes from which to inherit
   import maya.OpenMayaAnim   as OpenMayaAnim    # Animation classes
   import maya.OpenMayaFX     as OpenMayaFX      # Effect classes (hair, particles, fluids)
   import maya.OpenMayaRender as OpenMayaRender  # Rendering classes
   import maya.OpenMayaUI     as OpenMayaUI      # User interface classes
   import maya.OpenMayaCloth  as OpenMayaCloth   # Cloth classes