プロセス設定ウィザード ダイアログ ボックス: 圧縮設定

対象製品: 2018.2 Update 以降

プロセス設定ウィザードのこのページは、選択した解析順序に対して、圧縮に関連する設定を指定します。

このページにアクセスするには、[プロセス設定] ([ホーム]タブ > [成形プロセス設定]パネル > [プロセス設定])をクリックし、[次へ]をクリックして[圧縮設定]ページを表示します。

ダイアログ ボックスのウィジェット コメント

圧縮方向

圧縮の方向を指定します。次のオプションがあります。
-Z
これは既定の設定です。圧縮は負の Z 方向です。
+Z
圧縮は正の Z 方向です。

純粋な圧縮プレス オープン距離オプション

解析で使用する[プレスオープン距離]オプションを指定します。次のオプションがあります。
自動
これは既定の設定です。圧縮プレス オープン距離を自動的に決定します。
指定
[プレス オープン距離]テキスト ボックスに値を入力します。

初期計量オプション

計量を固定にするのか、金型キャビティの形状に適合させるのかを選択します。

固定
これは既定の設定です。初期計量が圧縮開始前の元の形状を保持できるようにします。
可変
初期計量が圧縮開始前の下部金型キャビティの形状に適合するように可変であるインスタンス用です。
注: 計量が可変で、金型キャビティの形状に合わせて変形する場合、初期繊維配向は変形に従って変化すると予測されます。ソルバーは、ローカルの初期繊維配向を、初期計量(3D)に対して設定された初期繊維配向のグローバル座標に従って、自動的に調整します。繊維配向結果を生成するには、材料のアスペクト比(L/D)が 1 と等しくないことを確認します。

プレス圧縮時間

圧縮プレスが移動して、樹脂を圧縮する継続時間を指定します。プレス圧縮時間終了後、プロセス完了までプレスは静止状態となります。

プレス速度上限

3D 解析で、プレス速度の最大値を指定します。

最大プレス圧縮力

プレス圧縮力の最大値を指定します。

プレス圧縮速度 VS 距離(Z 軸に沿った圧縮)

圧縮プレスは、段階的に距離を移動します。各増分において、プレスは一定速度で移動します。各増分の距離と速度を入力します。

プレス力制御に切り替え

プレス力制御が開始される時間を指定します。次のオプションがあります。
圧縮開始時
プレス力制御は、圧縮過程の開始時に開始します。射出保圧プロファイルが終了する前に圧縮しに達した場合、フォースをコントロールするスイッチは、保圧プロファイルが完了し、射出位置が閉じられるまで遅延されます。
プレス力が圧縮力上限に到達した時のみ
これは既定の設定です。プレス力制御は、圧縮力が指定した最大値に到達すると開始します。
充填ノード % による
プレス力制御の開始前に、初期計量で充填されるノード体積のパーセンテージを指定します。
時間による
プロセス開始を基準とした継続時間として、プレス力制御の開始時間を指定します。
プレス力による
プレス力制御が開始されるプレス力値をトン単位で指定します。

プレス力制御に切り替え後の圧縮力

プレス力制御の圧縮力と持続時間を指定します。次のオプションがあります。
切り替え時の値を基準とする相対値
これは既定の設定です。[値の編集]をクリックし、プレス圧縮力の各相対値の継続時間を指定します。
絶対値
[値の編集]をクリックし、プレス圧縮力の各絶対値の継続時間を指定します。

アドバンス オプション

解析のアドバンス オプションを表示します。