繊維マット コンポジットのプロパティを編集するには

反り解析に必要な繊維マット コンポジットの主繊維方向は、流動解析で使用したプリフォームの配向とは異なる場合があります。RTM で反り解析を実行するには、その他の解析設定タスクを完了する以外にも、繊維マット コンポジットのプロパティを指定する必要があります。

このタスクでは、すべてのプリフォーム要素に要素プロパティ[プリフォーム(3D)]を割り当てていることを前提としています。

  1. [プリフォーム要素(3D)]ダイアログ ボックスが閉じている場合は、プリフォーム要素を選択し、右クリックして[プロパティ]を選択します。
  2. [コンポジットのプロパティ]タブを選択します。
  3. [繊維マット コンポジット]を選択します。パーソナル データベースに独自の材料を追加していない場合は、既定の材料をそのまま使用します。
  4. [編集]をクリックして、[繊維マット コンポジット(3D)]ダイアログ ボックスを表示します。
  5. [説明]タブに、入力したデータのソースが分かるように必要な情報を入力します。
  6. [コンポジットの機械的特性]タブを選択します。
  7. コンポジットの機械的特性がわからない場合は、既定の[樹脂および繊維のプロパティから計算]のままにしますが、必ず樹脂材料と繊維(プリフォーム)材料の正確なデータを提供してください。
    重要: [熱硬化性材料]データベースの[機械的特性]タブで、樹脂の弾性率をチェックし、これが低すぎないことを確認します。
  8. コンポジットの機械的特性がわからない場合は、ドロップダウン メニューから [指定]を選択します。
    1. [値の編集]をクリックして、値をコンポジットの値に変更します。
    2. [OK]をクリックして、ダイアログ ボックスを閉じます。
    3. 既存の材料を上書きしないようにするためには、この繊維マット コンポジットに対して一意の名前を入力し、[OK]をクリックします。
      重要: 新しい繊維マット コンポジットはこのスタディにのみ関連付けられます。他のスタディに繊維マット コンポジットを含めるには、スタディを複製します。どのスタディからも選択することができる新しい繊維マット コンポジットを作成するには、パーソナル データベースを作成し、そのパーソナル データベースにこの材料を追加します。
  9. [OK]をクリックして、[プリフォーム要素(3D)]ダイアログ ボックスを閉じます。