[ディスペンス データ]ダイアログ ボックス

このダイアログ ボックスを使用して、アンダーフィル封止成形解析で複数のディスペンス パスを設定することができます。パス数、各パスの時間の長さ、各パスで注入する量を設定できます。

このダイアログ ボックスにアクセスするには、[コントローラの設定] ([境界条件]タブ > [ディスペンス]パネル > [コントローラの設定])をクリックします。[新規]をクリックするか、既存の開始ノード ディスペンス コントローラを選択して[編集]をクリックします。[ディスペンス コントローラ]ダイアログ ボックスで、[データの編集]をクリックします。

データを入力するには、該当するセルをクリックします。データの行を削除するには、行をハイライト表示して、キーボードの[Delete]を押します。

ダイアログ ボックスの要素
ウィジェット 説明
各パスのディスペンス量 複数のディスペンス パスの場合、各パスで注入する材料の量を指定します。絶対体積または成形品体積のパーセンテージで指定することができます。
開始時間/終了時間/パス体積の乗数 複数のディスペンス パスの場合、秒単位で、各パスの開始時間と終了時間を指定します。
開始時間
ディスペンス パスの開始時間を入力します。1 つのコントローラの開始時間はゼロでなければなりません。複数のディスペンス パスの場合、新しい行にそれぞれの開始時間を入力します。後続のディスペンス パスの開始時間が、その前のパスの終了時間よりも後であることを確認します。
終了時間
ディスペンス パスの終了時間を入力します。複数のディスペンス パスの場合、新しい行にそれぞれの終了時間を入力します。各ディスペンス パスの終了時間が次のパスの開始時間よりも前であることを確認します。
パス体積の乗数
パスごとに異なるディスペンス量とすることができます。上の[各パスのディスペンス量]エントリから各パスの実際のディスペンス量を得るには、この乗数を使用します。乗数が 1 の場合、ディスペンス量の 100% がパスで使用されます。この値が 0.8 である場合、ディスペンス量の 80% のみが使用されます。