アンダーフィル封止成形のダイナミック ディスペンスにより、ディスペンス パスから充填パターンをよりリアルにシミュレートすることができます。
ダイナミック ディスペンスは、次のメッシュ タイプでサポートされています。
3D
- ディスペンス パスを決定し、それが単一の連続するパスであることを確認します。パスは複数の平面であることが可能ですが、これらは接続している必要があります。クローズド ループは使用できません。
- ディスペンス パスの各平面には、直線エッジがあることを確認します。
- ディスペンス パスに沿った平面上のノード(理想的にはすべてのノード)に射出コーンを割り当てます。少なくとも 4 つのノードに射出コーンを割り当てます。
注: 平面上のすべての射出位置が直線上に整列する必要はありません。
- ディスペンス パスの一方の端にある射出ノードのどれを開始ノードにするのか、ディスペンス パスのもう一方の端にある射出ノードのどれを終了ノードにするのかを決定します。
複数のディスペンス パス
複数のディスペンス パスを設定することはできますが、パスごとに開始コントローラと終了コントローラが必要です。複数のディスペンス パスを設定するときは、ディスペンス パスと次のディスペンス パスの間に、射出コーンが配置されていないノードのレイヤーを少なくとも 1 つ残す必要があります。
パスごとに異なるディスペンス量
ディスペンスのパス数を決定します。各ディスペンス パスでは、ディスペンス速度は一定です。ただし、異なるパスには異なる速度を設定できます。[ディスペンス データ]ダイアログ ボックスで、異なるパスに異なるディスペンス量を指定します。
ショート ショットを防止するには、すべてのパスのディスペンス量の合計が、キャビティ体積の少なくとも 100% である必要があります。ディスペンス量の合計は、キャビティ体積の 100% よりも上にすることができます。