IGES モデルでのメッシュ生成

*.iges モデルは、解析前に体積に変換する必要があるモデル サーフェスを表します。

*.iges モデルの作業時には、考慮すべき 3 つの主要なパラメータがあります。

グローバル エッジ長

*.iges モデルのメッシュ生成時は、適切なグローバル エッジ長を設定する必要があります。[メッシュの生成]ダイアログ ボックスの[プレビュー]機能([メッシュ]タブ > [ツール]タブ > [一般]タブ > [プレビュー])を使用して、提案されたメッシュ密度を表示し、必要に応じて調整します。

弦高さ

弦高さは、*.iges 形式のカーブの周囲のエッジの長さを計算するときに使用されます。エッジの長さは距離 1 - 2 により示され、弦高さは距離 3 - 4 (弦の長さ)により表されます。既定では、弦高さの最大値は 0.1 mm です。

グローバル エッジ長を変更すると、弦高さの値もグローバル エッジ長の 5 ~ 10%になるように自動的に変更されます。次の場合は、弦高さを手動で変更しなければならない場合があります。
  • 小さいカーブ(作業する要素が十分にない場合)。弦高さを局所的に縮小する必要があります。
    注: 通常、フィレットとその他の小さなフィーチャーは、細かいメッシュに改善する必要はありません。
  • 非常に大きいカーブ(多数の要素が生成される可能性がある場合)。弦高さを局所的に増やす必要があります。

マージ許容値

既定では、マージ許容値は 0.1 mm です。このパラメータは、ソフトウェアが指定した値より小さい値によって分離された面のエッジをマージすることによってサーフェスを作成できるようにします。*.iges 形式は、接続されていない個々のサーフェスのセットを提供します。面のマージにより、解析に必要な隙間のないボディが形成されます。

注: [マージ許容値]をカスタマイズするには、[メッシュを生成]([メッシュ]タブ > [メッシュ]パネル > [メッシュを生成])をクリックします。[NURBS]タブを選択し、適切な値を入力します。