平坦性

通常、平坦性が必要となるのは、シーリング サーフェスやアセンブリ平面など、成型品の一部分です。

平坦度の解釈を容易にするには、関心のある領域を、レイヤーまたはパス プロットを使用して分離する必要があります。通常は、面外の方向が Z 方向になるように座標系を設定します。方向を設定するには、アンカー システムまたはローカル座標系を使用します。

下の図では、シーリング サーフェスが XY 平面にあり、Z 方向の非常に小さな変位があります。シーリング サーフェスをレイヤーに分離すると、解釈がしやすくなります。

A = シーリング サーフェス

シーリング サーフェスの分離が許容差を超えている場合は、シーリング サーフェスが許容差の範囲内であるものの、サーフェスが XY 平面にない可能性があります。flatness というコマンドを使用して平面の平坦性を調べることができます。

flatness スクリプトを使用するには:

  1. 必要に応じて、何らかの方法で平面上のノードを選択します。
  2. [表示]タブ > [ウィンドウ]パネル > [ユーザ インタフェース] > [コマンド ライン]をクリックします。
  3. コマンド ラインに flatness と入力します。メッセージ ボックスに、反りが発生する前と発生した後の平坦性が示されます。