このタスクでは、冷却システム ウィザードを使用して、単純な冷却回路レイアウトを設計します。
冷却システムに考えられるフィーチャーがすべてこのウィザードで作成できるわけではありませんが、最初の簡単なレイアウトを作成するには優れた方法です。このレイアウトを基礎にして、バブラーやバッフルなどの複雑な冷却システムを設計することもできます。
このチュートリアル用のファイルを Autodesk Knowledge Network の[多数個取り充填解析の設定]チュートリアルからダウンロードします。
前回のタスクのモデルを引き続き使用するか、model_4_cooling.sdy をダウンロードします。
()をクリックします。
をクリックします。
冷却回路ウィザードの最初のページが開きます。最初のページでは、冷却管の直径、成形品表面から冷却回路までの距離、成形品を基準にした回路の整列など、冷却回路のレイアウトを指定します。

冷却管同士の間隔が空きすぎているようです。
冷却管同士の間隔を 30 mm に変更します。
[元に戻す]をクリックします。
次に、ウィザードで自動的に適用した冷媒入口パラメータを確認して、両方の回路の冷媒入口温度を「30℃」に変更します。
冷却回路の一部またはすべてを手動で作成することもできます。冷却回路の直径は、冷却回路ウィザードで冷却回路を作成した後でも、変更することができます。
[スタディ タスク]ペインの各項目の横に
チェックマークが表示され、[解析実行]という手順がアクティブになっています。 これは、解析に必要な準備手順がすべて完了したことを示します。これで、金型を解析に使用できるようになりました。[スタディ タスク]ペインで
[解析実行]アイコンをダブルクリックすると、解析が開始します。使用しているコンピュータによっては、解析に 10 分以上かかります。解析は既に実行済みなので、次のタスクではこの解析について説明します。