複合孔の孔あけ方法

この例では、複合孔の孔あけ時に、コンポーネント オプションを使用する方法を説明します。examples フォルダーの ComponentHoles.dgk モデルを使用します。

  1. ブロック を作成します。
  2. 直径 11mm のドリル工具 を作成します。
  3. モデル全体を選択し、孔フィーチャーセット コンテキストメニューから 孔作成 を選択します。これにより、孔作成 ダイアログが表示されます。
  4. 以下のように、孔作成 ダイアログを設定します。
    1. 作成元 から モデル を選択します。
    2. 複合孔作成 を選択します。
    3. 作成後に編集 を選択解除します。
    4. 適用 をクリックし、複合孔を含む [孔フィーチャー セット] を作成します。
    5. 閉じる をクリックします。
  5. ストラテジー選択 ダイアログの 孔あけ カテゴリから 単独孔あけサイクル(G81) ストラテジーを選択し、OK をクリックします。これにより、孔あけ ダイアログが表示されます。
  6. 選択 ボタンをクリックします。 これにより、フィーチャー選択 ダイアログが表示されます。
  7. 以下のように、フィーチャー選択 ダイアログを設定します。
    1. 選択方法 から 直径 を選択します。
    2. コンポーネント から 最大 を選択します。
    3. 直径 セクションから 18.0 を選択して をクリックすると、選択フィルター セクションに当該孔が表示されます。
    4. 閉じる をクリックします。

    これで、直径 18.0 の第 1 (または最大) コンポーネントを持つすべての孔が選択されます。直径で選択しているため、最大第 1 と同じ意味です。深さで選択すると、別の結果になる場合があります。

  8. 以下のように、孔あけ ダイアログを設定します。
    1. サイクルタイプ から 単独孔あけサイクル(G81) を選択します。
    2. 上部定義方法 から 孔上部 を選択します。
    3. 操作 から 孔の深さまで孔あけ を選択します。
    4. 計算 をクリックします。

注: 直径 18.00 の 最大 コンポーネントを持つ全孔を選択し、第 1 コンポーネントの深さまでだけではなく、直径 11mm のドリルで孔全体の深さまで孔あけを行います。