全 NC プログラム編集 ダイアログ ツールパス タブを使用し、全 NC プログラムの設定の編集が可能です。ここで行われた編集は、新規 NC プログラムの既定設定を変更しません。NC プリファレンス ダイアログでは、新規 NC プログラムの既定設定を変更します。
全 NC プログラム編集 ダイアログは、NC プログラム メニューから 全て編集 を選択して表示します。
コメント - NC プログラム コマンド/コメント プリファレンス ダイアログを表示します。このダイアログを使用し、NC ツールパスに挿入する既定コマンド / コメントを指定します。
工具変更 - 工具変更の既定値を選択します。これにより、工具読込み コマンドの書出しのタイミングを指定します。
工具番号付け - 工具番号の既定値を選択します。これにより、使用するツールポッド内の工具、または、参照番号を指定します。
NC プログラム ダイアログの特定のツールパス領域にある 工具番号 項目では、連番の最初の番号を指定します。同じ工具を NC プログラムの後続のツールパスで使用する場合、工具番号は、(1) のように括弧付きになります。
工具番号 および 工具変更 オプションについては、例を参照してください。
例として、以下の 4 つのツールパスを使用します。各ツールパスは、特定の工具エンティティを使用します。
この例では、工具 7、および、3 は、10mm のボールエンドミルです。
工具番号は、次表のようになります。
特定の順序で指定(As Specified) |
自動(Automatic) |
|
常時 |
4 7 7 3 |
1234 |
工具番号変更 |
4 7 - 3 |
1 2 - 3 |
工具種類変更 |
4 7 - - |
1 2 - - |
工具変更ポジション - 工具移動前、または、工具移動後から、工具変更のタイミングを指定します。
カッター補正の既定値を指定します。
長さ - マシンコントローラーのカッター長さ補正タイプを選択します。PowerMill で使用される工具長さは変更されません。これは、Heidenhain コントロールに対してポストプロセスが行われたファイルのみに表示されます。これにより、NC ツールパス内の工具長さが変更されます。
半径 - マシンコントローラーのカッター半径補正タイプを選択します。PowerMill で使用される工具半径は変更されません。これにより、特定のオフセット登録に保存された値を使用して、マシンコントローラーでツールパスのオフセットが可能になります。
孔あけサイクル出力 - 孔あけサイクル出力の既定値を選択します。有効 の場合、孔あけサイクルが固定サイクルとして保存されます。
クーラント - クーラントタイプを選択します。
PowerMill は、ツールパスの終点でクーラントを無効にします。
複数の異なる箇所にクーラントを適用することができます。詳細については、クーラント を参照してください。