ポート領域切削

ポート領域切削ダイアログの ポート領域切削 ページでは、ポート内の素材を早送りで削除するためのオプションを指定します。

パターン - パターンを選択し、後続加工のポートロケーション、および、方向を指定します。パターンの用途は以下の通りです。

  1. 加工対象ポートを明示
  2. スライス方向を制御 - スライスはパターンに垂直になります。作業平面リミット を使用すると、作業平面はパターンを無効にします。
  3. 最初に加工されるポートの端末を指定

工具クリアランス - 工具シャンク、および、ホルダーのクリアランスを入力します。これは、定義済み 残し代 への追加事項で、カスプ、または、未加工素材と工具の側面の干渉を回避するために追加されます。ポート領域切削は、可能な限り一連の 3+2 軸スライスを使用します。

ホルダークリアランス

シャンククリアランス

工具シャフト クリアランス

注: PowerMill は、カッターのシャフト下部周囲に小さいテーパー付きクリアランスを自動的に追加します。テーパー付き部分の長さは工具半径と同じです。

加工方向 - 加工手法を選択します。

次から 加工方向 を選択します。

トレランス - トレランスを入力し、ツールパスがモデルの輪郭をたどる精度を指定します。

残し代 - ガウジチェック時に、トレランス内でモデル上に残す素材量を入力します。

コンポーネント残し代コンポーネント残し代 ダイアログを表示します。ここでは異なるサーフェスの残し代を指定できます。

ステップオーバー - ポートの中心に向かう連続加工パス間の距離を入力します。ポート領域切削 ツールパスの後続のオフセットは、ポートの中心に向けてポートのエッジから移動します。

工具からステップオーバーコピー - アクティブ工具の 加工データ から、径方向切込みを読込みます。 径方向切込みは、工具軸に垂直に測定されます。

注: 値を手動入力すると、ボタンが に変化します。

Z 方向削り込み量 - 異なる加工レベル間の距離を入力します。

工具から Z 方向削り込み量コピー - アクティブ工具の 加工データ から、軸方向切込みを読込みます。 軸方向切込みは、工具軸沿いに測定されます。

注: 値を手動入力すると、ボタンが に変化します。

プレビュー - ツールパスの作成に使用するパターンを表示します。

表示 - プレビューパターンを表示します。