動的なプロファイルの転送

ここでは、Settings ダイアログのオプションを使用して、構造フレーム ファミリと構造柱ファミリを動的なプロファイルとして書き出す方法について説明します。

動的なプロファイルは、断面タイプと断面形状パラメータのセットに基づいて作成されたプロファイルです。

次の場合に、構造フレーム ファミリまたは構造柱ファミリのタイプを動的なプロファイルとして書き出すことができます。

.smlx ファイルには、断面の種類に応じて断面形状パラメータが格納されます。サポートされているタイプは次のとおりです。

Type 説明
冷間成形溝形鋼
CEx 冷間成形リップ溝形鋼
F フラット(Flat)
H 長方形中空断面
I I 形
IAsym I 形非対称
LA 冷間成形山形鋼
LZ 冷間成形 Z 型鋼
R 円形中空断面(パイプ)
S 丸棒
T T 形
U チャネル
W 角度
注:

動的なプロファイルの同期

動的なプロファイルは、断面タイプの変更に対してのみ比較されます。動的なプロファイルに対して同期できるのは、断面タイプの変更だけです。

注: 同期は、Settings ダイアログ内の同じオプションを使用して実行する必要があります。Export custom profiles as dynamic オプションがオンになっている状態で .smlx ファイルを作成した場合は、同期時にこのオプションがオンになっていることを確認してください。同様に、このオプションがオフになっていた場合は、同期時にもオフのままにしてください。この条件が満たされていない場合、Synchronization ダイアログで .smlx ファイルをロードするときに、タイプの非互換性に関する警告メッセージが表示されます。同期できなかった GTC ID が記録されたログ ファイルが、モデルと同じ場所に作成されます。従来のカスタム プロファイルと動的なプロファイルは比較することができないため、同期が失敗します。上記の条件を満たさないまま同期処理を続けると、Synchronization ダイアログに追加の修正済み行が表示されることがあります。

Synchronization ダイアログには、多くの位置修正行が表示されます。これは、動的なプロファイルは、常に形状の中心で、システムの軸とともに読み込まれるためです。