解析を開始すると、Simulation Job Manager によってユーザのプロジェクト フォルダから、ジョブが実行されるジョブ サーバの一時フォルダ設定で指定されたフォルダにスタディ ファイルがコピーされます。
選択したジョブ サーバで解析が完了すると、結果のコピーがプロジェクト フォルダに戻されます。Simulation 製品を終了し、このプログラムが実行されていない間に解析が完了した場合、プログラムを再度開くまで結果のコピーは戻されないことに注意してください。
Simulation Job Manager 関連の問題が発生した場合は、次の推奨事項を検討してください。
- Simulation Job Manager 関連の問題は、一般に、一時フォルダに十分なディスク空き容量がないことが原因です。消費されるディスク容量は、次に示す複数の要因によって決まります。
- 同時に実行されているジョブの数
- 特定の解析タイプによって生成された中間ファイルおよび一時ファイルのサイズ。解析によっては、解析中に大きなディスク容量(たとえば、複雑なモデルでは 1 GB 以上)が必要になります。
- [ローカル ホスト]ジョブ サーバーの一時フォルダは、常にローカル ディスクに直接設定されます。ネットワークに大量のデータを書き込む必要があると、パフォーマンスは大幅に低下します。最適なパフォーマンスを得るには、高速アクセス ディスクを使用する必要があります。Simulation Job Manager の[ローカル解析]タブで、ローカル解析一時ファイルの場所を変更します。