[クイック計算]の基本的なコントロールは、期待どおりのシンプルさと標準化です。[クイック計算]を最も単純に使用する場合、最小サイズで表示されるように折りたたみ(1)、キーボードから数字や演算子を入力することができます(2)。
[クイック計算]の精度は、小数点以下 8 桁に制限されていますが、ほとんどの場合、許容されるはずです。
特に便利な機能は、値の貼り付けです。この機能を使用すると、現在の計算結果をコマンド ウィンドウのプロンプトにコピーすることができます。値は、計算された半径、距離、オフセット値などです。
たとえば、3 単位よりも 15% 長い線分を描画したいとします。
プロンプト「次の点を指定」の後に 3.45 と表示されます。
[2 点間の距離]を使用すると、任意の 2 点間の距離を取得し、自動的に[クイック計算]に貼り付けることで、その距離を使用して算術演算を効率的に実行することができます。次に、結果が得られたら[値を貼り付け]をクリックし、その値をコマンド ウィンドウの現在のプロンプトにコピーします。
たとえば、長方形の垂直寸法の 37.5% の距離だけ円を移動したいとします。
入力領域に表示された距離が 3 単位であるとします。
1.125 という値が表示されます。
プロンプト「目的点を指定」に対して 1.125 と表示されます。
多くのダイアログボックスには、小さい[クイック計算]アイコンが表示された数値フィールドがあります。
たとえば、円を作成して[プロパティ]パレットを表示します。円を選択すると、[ジオメトリ]プロパティの 1 つとして[面積]が表示されます。そのアイコンをクリックすると[クイック計算]が表示され、たとえば 3 で割るなど、面積の新しい値を計算することができます。[クイック計算]の下部の[適用]をクリックすると、円のサイズが調整されます。
Autodesk App Store (https://apps.autodesk.com/ja/)で、使用可能ないくつかのサード パーティ製計算機アプリを検討することもできます。いくつかのアプリは、特定分野の典型的な計算専用です。