概要 - 一般的な溶接記号(AutoCAD Mechanical Toolset)

AutoCAD Mechanical toolset を使用すると、アクティブな製図規格に準拠した溶接記号を作成できます。

ページの一番下にあるリストには、サポートされるすべての規格の一覧があります。

AutoCAD Mechanical toolset は以下をサポートします。

指定した結合部を確定するためにオブジェクトスナップを使用したり、座標値を入力できます。
矢の側とその他の側を別にして、補足記号や関連データを指定できます。
矢(引出線)と参照線の結合部に全周記号と現場溶接記号を配置できます。
断続すみ肉溶接(および ANSI へり溶接)を両側で千鳥にできます。
JIS 断続すみ肉溶接の両側の千鳥を、移動とミラーから選択できます。
定義済みのリストから溶接処理を選択できます。
頻繁に使用する溶接記号を溶接ライブラリに保存して、すぐに再利用できます。
複数の参照線を使用して、一連の操作を示すことができます(ANSI のみ)。
単一の参照線に複数の矢印(引出線)を使用して、同じ溶接を行うよう指定された場所を示すことができます。
独立したオブジェクト、またはオブジェクトにアタッチされた記号として、図面内に配置できます。記号をアタッチすると、オブジェクトを移動するときに記号も一緒に移動します。
注: 図面のオブジェクトにアタッチされた矢印(引出線)を他のオブジェクトにアタッチする場合は、先にアタッチ解除しなければなりません。

シンボルライブラリの溶接記号を再利用する

作成した面の溶接記号はすべてシンボルライブラリに追加できます。その後、溶接記号をライブラリから直接挿入できるようになり、作業時間が短縮されます。シンボルライブラリは製図規格での仕様とは異なり、図面ファイルに保存されます。