新しいグラフィカル記号が、[記号]ボタンからアクセスできる一覧に追加され、さまざまなタイプの図面注記に挿入できます。
[記号]一覧が、共通記号、幾何公差の種類、幾何公差の付加記号、追加の記号、一般記号、文字コード表の 6 つの区分に分類されました。
面の指示記号スタイルが更新され、さまざまな製図規格に対応する記号形式を利用できるようになりました。面の指示記号スタイルを定義する際は、[スタイルおよび規格エディタ]の[規格参照]一覧から目的の規格を選択します。
[面の指示記号スタイル]パネルの[要件]フィールドに、選択した規格に対応する面の指示記号のプレビューが表示されます。記号のレイアウトの例(DIN ISO 1302 - 1992、DIN EN ISO 1302 - 2002、JIS B 0031 - 2003)を次の図に示します。
[面の指示記号]ダイアログ ボックスに次の改良が実施されました。
記号のレイアウト
[要件]フィールドのさまざまなレイアウトを利用できるようになりました。[面の指示記号]ダイアログ ボックスのレイアウトが、現在の製図規格に対応しました。
ツールチップの改善
ツールチップに、[要件]フィールドごとに詳細な説明が表示されるようになりました。
記号の挿入
[シンボルを挿入]ボタンを使用して、任意の[要件]フィールドにグラフィカル記号を追加することができます。
[幾何公差記号]ダイアログ ボックスに次の改良が実施されました。
上部の注記フィールド
新しい編集フィールドが導入され、幾何公差記号の上に注記を追加できるようになりました。
[記号を挿入]
[シンボルを挿入]ボタンを使用して、任意の編集フィールドにグラフィカル記号を追加することができます。
[文字を挿入]
[文字を挿入]ボタンを使用して、編集フィールドに文字を追加することができます。[文字を挿入]一覧は、従来のダイアログ ボックスにあった 1 文字のボタンに代わる機能です。
新しい[2 つの値をまとめてグループ化]オプションを使用して、穴注記内で二重寸法を隣接して配置できるようになりました。このオプションは、[スタイルおよび規格エディタ] [寸法スタイル] [変換単位]タブにあり、既定で選択されています。
次の図は、穴注記に現在使用できる 2 つの形式で二重寸法を示しています。[2 つの値をまとめてグループ化]オプションが上の穴注記に対して選択され、下の穴注記には選択されていません。
[プレス式継手]記号がグラフィカル溶接記号の一覧に追加されました。