Studio の機能強化
イメージ ベースの照明(IBL)の新しいサポート
Inventor Studio のすべての照明スタイルが IBL に関連付けられました。IBL は、優れた光源を提供します。
モデリング環境から取得されたイメージ ベースの照明が Inventor Studio でサポートされるようになりました。モデリングの照明環境からレンダリングするには、[表示]タブにある各種のコマンドを使用して、Studio の[レンダリング イメージ]ダイアログ ボックスの現在の照明を使用するか、[レンダリング イメージ]ダイアログ ボックスで他の照明スタイルに変更します。
2016 IBL 照明スタイルの新機能
- IBL の関連付けの標準対応
- 背景のオン/オフの切り替え
- 追加の照明のサポート
高度なレンダリング エンジン RapidRT で提供されるレンダリング用の新しい設定
- 期間/反復/無制限モード
- 照明およびマテリアルの精度モード
次のオプションが廃止されました。
- [シーン スタイル]: [表示]タブで指定された[グラウンド面]と[影]の効果の設定は、Inventor Studio のレンダリングされたモデルに表示されるようになりました。
- Studio の[レンダリング]の[イラストレーション]設定が、[表示]タブ
[外観]パネル [表示スタイル]ドロップダウン メニューに移動されました。新しい[テクニカル イラスト]コマンドで、グラフィックス ウィンドウのイラストレーションにリアリスティックな効果を生み出します。
最終的なレンダリング結果でのグラウンド面および影の効果の表示
[表示]タブで指定したグラウンド面と影の効果の設定が、レンダリングされたモデルに表示されるようになりました。
グラフィックスの機能強化
シェーディング表示スタイルの表示効果が強化され、リアリスティック表示スタイルとの整合性が向上しました。陰影付きのビューの視覚効果が強化されました。次の 2 つのイメージは、2015 と 2016 での陰影付きのビューを使用した結果を比較したものです。高いレンダリング パフォーマンスは維持されています。
[テクニカル イラスト]表示スタイル
Studio の[レンダリング]の[イラストレーション]設定が、[表示]タブ [外観]パネル [表示スタイル]ドロップダウン メニューに移動されました。新しい[テクニカル イラスト]コマンドで、グラフィックス ウィンドウのイラストレーションにリアリスティックな効果を生み出します。
新しい IBL スタイル
11 種類の新しい照明スタイルが、[表示]タブ [外観]パネル [照明スタイル]メニューに追加されました。具体的には、暗い空、薄暗い部屋、無限プール、スピード写真、落ち着いた青、シャープなハイライト、リム ハイライト、寒色ライト、暖色ライト、ソフト ライト、グリッド ライトが追加されました。
レイ トレーシングの変更点
- レイ トレーシング モードが[低]、[ドラフト]、[高]に変更され、照明およびマテリアルの精度を指定できるようになりました。
- 進行状況を示すステータス バーが、進行状況のパーセンテージではなく、品質の測定結果を表示するように変更されました。
- レイ トレーシング中にいつでもイメージを保存できるようになりました。
図面の視覚的な機能強化
図面の[ドキュメントの設定]ダイアログ ボックスの新しい[反射環境]設定では、鏡面反射効果を適用し、図面(.idw)ファイルで反射マップを指定できます。
