この設定は、固有値解析、固有値解析(初期応力考慮)、過渡応答解析(モード法)などモードに基づいた解析を実行する場合に常に使用できます。
[モーダル設定]に移動するには、Autodesk Inventor Nastran ツリーの[サブケース]の下の[モーダル設定]を右クリックし、[編集]を選択します。
- [名前]: モードの名前を指定します。
- [モード数]: ソルバーは指定された固有振動数とモード シェイプを検出します。
- [最低周波数]: 固有振動数とモード シェイプに対して、解析する周波数範囲の最低周波数を指定します。
- [最高周波数]: 固有振動数とモード シェイプに対して、解析する周波数範囲の最高周波数を指定します。
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[抽出方法]:
- [自動]: RAM ディレクティブ設定(パラメータ-メモリ管理ディレクティブ)とモデル サイズに基づいて最適な方法がプログラムで選択されます。
- [サブスペース反復法]: サブスペース固有値ソルバーを選択します。
- [ランチョス反復法]: ハイ パフォーマンス PCGLSS ブロック ランチョス固有値ソルバー:を選択します。この固有値ソルバーは大規模な問題で使用することが推奨され、一般的にサブスペース固有値ソルバーよりも高速になります。
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[質量表現]:
- [対角]: 対角質量マトリックスの生成を要求します。対角または集中質量マトリックスには、質量の非連成移動成分が含まれています。
- [連成]: 連成質量機能を持つ要素の連成質量マトリックスの生成を要求します。連成質量マトリックスには、成分間の連成がある質量の移動成分が含まれています。このオプションは、対角集中質量よりも高精度である場合があります。
- [要素タイプの既定]: モデル内に剛体要素が指定されている場合、連成質量の定式化を使用します。
- [モード データベース]: 動的応答解析で使用する固有値や固有ベクトルなどのモード データの保存と取得をコントロールします。4 つのオプションがあります。
- [削除]: この既定値は、プログラムが正常に終了すると、すべてのモード データを削除します。
- [保存]: モード データベースは、参照
オプションおよび .MDB ファイル拡張子を選択して名前を指定した 1 つのファイルに保存されます。
- [取得]: 参照
オプションで指定したデータベースが取得され、固有値抽出フェーズがスキップされます。
- [更新]: モード データベースを取得および保存します。