概要 - 初期アライメント

アライメント アイテムを使用してより正確なマッピングを作成する前に、初期アライメントを使用して、マシン データムと PCS (CAD データム)の間の近似マッピングを作成します。

注: 測定済みアライメント アイテムにより、初期アライメントは自動的に上書きされます。

次の方法で、初期アライメントを作成することができます。

初期アライメントの作成は、PowerInspect のバージョンによって異なります。

アライメント アイテムで使用するフィーチャーを手動で測定する場合、初期アライメントを作成する必要はありません。検査シーケンスを実行してアライメント フィーチャーを測定する場合は、アライメント アイテムで使用するフィーチャーを PowerInspect Ultimate で検索することができるよう、初期アライメントを作成する必要があります。

CAD データムが、マシン上のパーツのアクティブ ワークピース データムにアラインしている場合、初期アライメントを作成する必要はありません。データム同士が一致しない場合、変換を指定して、アクティブ ワークピース データムに CAD データムをマッピングします。これにより、PowerInspect Ultimate OMV で、プローブ パス座標をアクティブ ワークピース データムの座標に変換することができます。

モデルを使用していない場合、初期アライメントを作成する必要はありません。CAD ビュー内のパーツに相対的なプローブの位置が正確に表現されるようにするには、マシン データムと PCS (CAD データム)の間の近似リレーションを確立する必要があります。