測定により、単一ドキュメント内で、同一パーツの複数のサンプルを検査することができます。各測定は、マスターパーツ対して指定された検査シーケンスを使用します。ただし、個別パーツの結果に対する別のレポートを含みます。
測定の作成方法
- [測定]タブ > [その他]パネル > [新規作成]をクリックします。新規測定 ダイアログが表示されます。
- 測定名 を入力します。
- 既定で各測定のレポートは、現行ドキュメントに指定されているレポート値を使用します。以下のように、当該測定をカスタマイズします。
- テンプレート変数読込み をクリックし、現行レポートテンプレートの変数リストを表示します。
- 当該測定に対し、値を変更します。
現行レポートテンプレートで定義されていない変数を指定すると、変数はレポートに表示されません。
- 値を保存し、別の測定の既定として使用するには、既定パラメーターとして保存 を選択します。
- パーツ補正 をクリックします。
- 次の方法で、金型のモデルとパーツを比較、またはパーツのモデルと金型を比較し、既定の縮小係数を無効にします。
- この測定に異なる縮小係数を使用 を選択します。
- 新規の 縮小係数 を入力します。
- 既定で、モデルは 20 度で測定されたパーツの寸法であると想定されています。ただし、パーツは温度補正されていません。以下の方法で、熱膨張作用を考慮して、測定結果を調整することができます。
- パーツの 温度 をセ氏度数で入力します。
- 既定膨張率を無効にする場合、[この測定に異なる熱膨張係数を使用]を選択し、[熱膨張係数]リストから新規オプションを選択します。
- 新規測定の既定として、温度 値を使用するには、既定温度として保存 を選択します。
- [OK]をクリックして測定を作成し、[アクティブ測定]リストから当該測定を選択します。
検査を行う各パーツサンプルに対して、別の測定を作成しなければなりません。