完全拘束 / 過拘束アライメントの概要

パーツの位置と回転の固定に、必要数の軸のロックが使用されると、RPS アライメントは 完全拘束 になります。次図のサンプルを使用します。

ロック軸は適切に配置されていると想定されるため、レポート タブで各アイテムの偏差に 0 が表示されます。

パーツの位置と回転の固定に、必要数以上の軸のロックが使用されると、RPS アライメントは 非完全拘束 になります。次図のサンプルでは、アライメントが Z 軸で過拘束されているため、アライメントの作成にベストフィットアルゴリズムが使用されます。

Z 軸は全ての拘束アイテムから計算されるため、レポート タブで Z 軸の偏差にゼロ以外が表示されます。

情報 タブ、レポート タブ、RPS アライメント定義 ダイアログには、測定値の標準偏差が表示されます。例: