DRO をゼロに設定する方法

既定で、プローブ座標、および、トリガー済みプローブ座標 は、測定デバイスのホーム位置に相対して測定されます。異なる原点を設定するには、プローブ座標 右側のボタンを使用します。

注: OMV マシンでは DRO は使用できません。

トリガーポイントを使用し、軸のゼロ位置を指定する方法

  1. ゼロ位置を指定する軸の トリガー ボタンをクリックします。
  2. プローブを配置し、ポイントのトリガーを行います。

    トリガー済みプローブ座標 に、プローブ位置が表示されます。また、表示される座標はプローブ中心のため、プローブ半径値を示す選択軸が表示されます。

  3. 他のトリガーボタンを選択し、別の軸のゼロ位置を指定します。

プローブ中心を軸のゼロ位置として指定する方法

  1. 原点として使用するポイントに、プローブを配置します。
  2. 当該軸の 手動 ボタンをクリックします。

    プローブ座標 の軸の値がゼロに変化し、プローブがゼロ位置にあることを示します。トリガー済みプローブ座標 の最終トリガーポイントの座標が、新規ゼロ位置を反映して自動更新されます。

軸のゼロ位置にオフセット値を設定する方法

  1. 軸のゼロ位置を指定します。
  2. 当該軸のオフセット項目に値を入力し、Enter キーを押します。

    例えば、Z 軸の原点がパーツの内部にある場合、原点の 10mm 上でゼロポイントのトリガーを行い、オフセットに 10 を入力して軸のゼロ位置を指定することができます。

    プローブ座標、および、トリガー済みプローブ座標 が、新規オフセット値に更新されます。軸のゼロ位置の再設定は不要です。