ビデオ: 製造用吊材を配置する

モデル内に吊材を配置し、コントロールを使用して他の MEP 要素との干渉を回避します。

このビデオは、次のことを示します。

  1. MEP 要素上および空きスペースに吊材を配置する。
  2. 吊材の長さと位置をコントロールする。
注: このビデオは、Revit 2017 を使用して作成されました。これよりも新しいソフトウェア リリースを使用するときは、機能やユーザ インタフェースが異なる場合があります。

トランスクリプト

詳細設計者は Revit を使用して、Autodesk Fabrication 製品から LOD 400 コンテンツを配置し、整合性があり建築可能なモデルを作成することができます。ダクト、配管、または電気格納を含む製造用部品モデル内に、吊材を追加して修正することができます。

吊材を配置するには、製造要素を選択して[部品種別を表示]をクリックし、部品種別とグループを指定します。吊材を選択して、直線セグメントに配置するか、継手の延長の直線部分に配置します。既定では、吊材は最も近い構造要素にアタッチされます。これには、床、屋根、構造フレーム(梁やトラス)、階段、スラブなどのカテゴリがあります。

構造要素が使用できない場合は、Revit によって、製造用パーツ カタログの ITM ファイルで指定されているロッドの長さを使用してロッドが挿入されます。

Revit では、吊材を操作する際に使用できるコントロールがいくつか用意されています。受けの長さを調整できるほか、吊材ロッドの長さと位置も調整できます。たとえば、吊材が上のダクトと干渉するときに、ロッドを調整せずに受けの長さを調整する必要がある場合は、吊材を選択し、三角形または受けの端部コントロールをドラッグして、吊材の長さを調整します。

製造用パーツに接続せずに吊材を個別に配置することもできます。たとえば、ある吊材の受けを、別の吊材の受けの構造にアタッチすることができます。まず、既存の吊材ロッドの長さと位置を調整してみましょう。吊材を選択し、円またはロッドの端部コントロールをドラッグします。次に、2 つ目の吊材を配置して、その高さを指定します。最後に、それぞれのロッドの端部をドラッグして位置を調整し、既存の吊材の受けに接続します。

吊材ロッドのホストが移動する場合に、ロッドの相対位置をコントロールするには、ロック/ロック解除のコントロールを使用します。既定では、吊材ロッドはロックされており、その相対位置がホストと一緒に維持されます。たとえば、ダクトを移動すると、吊材ロッドも一緒に移動します。ロック解除すると、ダクトは吊材ロッドとは独立して移動し、ロッドは構造上の相対位置を維持します。

Revit では、製造詳細モデルの中で吊材をすばやく正確に配置および修正できます。