Revit のツールを使用して、MEP 製造の意図を反映したモデルを作成し、施工図作成者と共有することができます。
このビデオは、次のことを示します。
詳細設計者は Revit を使用して、Autodesk Fabrication 製品の LOD 400 のコンテンツを含む、一貫性のある製造可能なモデルを作成することができます。
最初に、[MEP 製造用パーツ]ブラウザを開きます。部品種別とグループを選択して、使用できるコンテンツを表示します。コンテンツにアクセスするには、製造用部品構成をインストールする必要があり、モデルに部品種別をロードする必要があります。製造用部品コンテンツの指定について詳しくは、Revit のヘルプを参照してください。
製造用部品を配置するには、パーツを選択し、作図領域に移動して配置します。まず、タップを配置します。タップの位置を設定する場合、[Spacebar]を押すとダクトを中心に回転します。[Shift]を押しながら[Spacebar]を押すと、コネクタを中心に回転します。
次に、直線を配置します。パーツを配置するとき、接続先のパーツに合わせて自動的にパーツのサイズが変更されることが分かります。スマート スナップを有効にすると、コネクタ上のスナップ ターゲットの数が増え、パーツの接続が簡単になります。
製造用部品モデルに、詳細レベルの製造用部品だけでなく、設計意図の Revit 要素が含まれている場合があります。このファン コイル ユニットのような Revit のファミリ要素をダクトの製造用部品に直接接続するには、単にドラッグして配置します。
次に、トランジションを配置します。トランジションの寸法を修正するには、[パーツを編集]をクリックします。変更を加えると、プレビュー ペインが更新されます。[OK]をクリックして、モデルの変更内容を保存します。
2 つの直線、エルボ、およびもう 1 つの直線を配置します。ダクト経路にティーを挿入するには、必要なティーを選択して[パーツを挿入]をクリックします。ティーのコネクタの終端を切り替えるには、[↑]キーを押します。
次に、ファン コイル ユニットから配管経路を追加します。部品種別をダクト部品から配管部品に切り替えるには、既存の配管を選択し、[部品種別を表示]をクリックします。[製品入力]フィールドを使用して、使用できる配管サイズを表示します。[製品入力]リストは、購入したパーツの使用可能なサイズのカタログで、特定のダクト継手やほとんどの配管パーツなどが用意されています。パイプの長さを指定し、装置に配置します。
短い半径エルボを選択します。矢印は、サイズによって別のパーツが利用できることを示します。ツールチップには、パーツの条件に基づくサイズ範囲が表示されます。この例では、2 インチより大きいエルボ用にマテリアルが 1 つあり、2 インチ以下のエルボ用に別のマテリアルを使用しています。配管を 1 ~ 1/2 インチに設定しているので、銅のエルボが自動的に配置されます。必要に応じて、矢印をクリックしてリストからパーツを選択し、パーツを上書きできます。[Spacebar]を押して、エルボを 45 度ずつ回転させます。
別の直線と、別の短い半径エルボを配置します。エルボを選択し、作図領域で回転コントロールを使用して、回転の角度を 30 度ずつカスタマイズします。次に、長い水平管を配置します。
配管経路に吊材を配置するには、吊材グループを選択し、吊材を選択します。直線セグメントのエッジまたは中心線に沿ってカーソルを置きます。ダクト部品上に吊材を配置するには、[部品種別を表示]ボタンを使用して部品種別やグループを変更してから、吊材を選択します。既定では、吊材は最も近い構造要素にアタッチされます。構造カテゴリには、床、屋根、構造フレーム(梁やトラスなど)、階段、べた基礎などがあります。構造要素が利用できない場合、Revit では、ITM ファイルの定義で設定されている既定のロッドの長さが使用されます。
Revit を使用して製造用部品モデルを作成すると、より高いレベルの開発を実現することができます。