一定の状況では、旧バージョンの Revit で作成されたプロジェクトが開かれるときに、プロジェクトのアップグレード中にスペースが自動的に作成されます。
プロジェクトのアップグレード中のスペース作成では、部屋コンポーネントに以前設定されていた MEP データが保持されます。既設の部屋に基づいてスペースが作成され、部屋タグはスペース タグに変換され、部屋集計表はスペース集計表に変換されます。スペースが自動的に作成されるのは、このときだけです。
スペースの自動作成は、プロジェクトのアップグレード中に次の条件が満たされる場合にも実行されます。
プロジェクトのアップグレード中に(部屋に基づいて)自動的に作成されるスペースは、占有として作成されます。([居室]プロパティ パラメータが選択されます)。
コピー/モニタされた部屋を除くすべての部屋がプロジェクト内で保持され、新しいスペースを共存します(コピー/モニタされた部屋は削除されます)。プロジェクト内の部屋は、部屋のプロパティを保持します。
MEP プロパティを表示する部屋タグは、MEP スペース タグとして再作成されます。部屋情報は、以前の Revit バージョンに表示されているデータと一致させる必要がある場合にのみスペース タグに含まれます。
MEP プロパティが含まれている部屋集計表は、MEP スペース集計表として再作成されます。部屋情報は、以前の Revit バージョンに表示されているデータと一致させる必要がある場合にのみスペース集計表に含まれます。
MEP パラメータにマップされた部屋カラー スキームは、同等のスペース パラメータにマップされたカラー スキームとして再作成されます。