吊り支持ロッドの直径を変更する

キャンバス内のドロップダウン コントロールを使用して、吊り支持ロッドの直径を変更します。

吊り支持ロッド(受け材)にかかる負荷が増加すると、受け材の直径を変更しなければならない場合があります。

この必要性が生じるのは、たとえば、受け材を複数のダクトにかかるように延長する場合や、受け材から追加の部品種別(配管を吊るために受け材の下に使用されるブランコなど)を吊る必要がある場合です。

吊り支持ロッドがいずれかの付属品キット(たとえば 1/2" の受けロッド キット)で指定されている場合、Revit で、吊り支持ロッドをクリックし、ドロップダウン リストから新しい付属品キット(ロッド サイズ)を選択することにより、新しい支持ロッド直径を選択することができます。

付属品キットが多数の異なるサイズの支持ロッドを指定するのに使用されている場合は、支持ロッドに関連付けられている(調達、費用などの)積算データは、支持ロッド直径の変更に合わせて自動的に更新されます。逆に言えば、モデルにおける吊り支持ロッドのサイズ指定に支持ロッド付属品キットを使用しない場合は、支持材に関連付けられた積算データは支持ロッド直径の変更に合わせて更新されることはありません。

現在の製造用部品構成で吊材に有効な支持ロッド付属品キットが指定されている場合に、吊り支持ロッドの直径を変更するには、次の操作を行います。

  1. Revit モデルで、変更する受け支持ロッドを選択します。

    吊材を選択したときに表示されるコントロールの詳細については、「吊材の位置を変更する」を参照してください。

  2. 受け支持ロッドのドロップダウン コントロールをクリックします。

    この例では、受け支持ロッドのドロップダウン コントロールには「1/2" 受けロッド キット」という名前が付いています。このコントロールをクリックすると、下図のようなドロップダウン リストが表示されます。

    このドロップダウン リストに表示される支持ロッド キットのリストは、現在の製造用部品構成の[付属品]データベースで設定されています。上記の例では、さまざまな支持ロッド付属品キットが示されています。これらのキットは Autodesk Fabrication 製品ラインで作成され、製造用部品構成に保存されています。

  3. ドロップダウン リストで、目的の支持ロッド直径の付属品キットを選択します。

受け支持ロッドのために付属品キットを作成する操作の詳細については、『Autodesk Fabrication 製品ヘルプ』の「付属品キット」を参照してください。