[ダクト サイズ設定]ダイアログを使用して、プロジェクトにあるダクト システムのダクトを動的にサイズ設定できます。
摩擦と速度(あるいはいずれか)、等摩擦損失(定圧法)、または静圧再取得法を使用して、ダクトの断面サイズを設定できます。サイズ設定は個別のダクトまたはシステム全体に適用することができます。
注: [ダクト サイズ設定]ダイアログを使用してダクト サイズを指定するには、有効な風量のダクト システムにダクトを接続しておく必要があります。
サイズ設定方法を選択する
- ビュー内のダクトのセクションを選択し、[修正 | ダクト]タブ [解析]パネル [ダクト/配管のサイズ設定]をクリックします。
- [ダクト サイズ設定]ダイアログで、ドロップダウン リストで[速度]、[摩擦]、[等摩擦損失]、または[静圧再取得]から変更方法を選択します。
[速度]または[摩擦]を選択すると、次の項目がアクティブになります。
- のみ: 選択した方法([速度]または[摩擦])のみのパラメータに従って、ダクト サイズが変更されます。
- および: [速度]と[摩擦]の両方に指定するパラメータに合うように、強制的にダクト サイズが変更されます。
- または: [摩擦]または[速度]のいずれかのパラメータの最小制限に従って、ダクト サイズが変更されます。
- サイズ設定方法を選択し、選択したサイズ設定方法のパラメータを指定します。
枝管サイズ設定の拘束を指定する
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[拘束]リストからオプションを選択し、[サイズを制限]オプションを使用してダクト サイズの絶対制限を指定することにより、ダクト セグメントのサイズを拘束することができます。
ドロップダウン リストから、次のいずれかの拘束を選択します。 - 計算されたサイズのみ: 選択したサイズ セグメントのサイズが、選択したサイズ設定方法によって決まり、それ以外の方法で拘束されません。
- コネクタのサイズに合わせる: 枝管内で選択したダクト セグメントのサイズは、枝管と本管の間で使用するコネクタのサイズによって決まり、経路の最初のジャンクションの大きさまでサイズ変更できます。
- コネクタと計算値のうち大きい方: 選択したダクト セグメントのサイズは、2 つの決定要素のうち大きい方により決定されます。コネクタのサイズが、サイズ設定方法によって計算されたサイズより小さい場合は、そのサイズ計算値が使用されます。コネクタのサイズが、サイズ設定方法によって計算されたサイズより大きい場合は、そのコネクタのサイズが使用されます。
- 必要に応じて、[高さを制限]/[幅を制限]をクリックして、選択したダクト セグメントのサイズの絶対制限を指定する値を入力します。