勾配エディタを使用する

勾配エディタを使用することにより、配管システム全体、システムの一部、または個々の配管セグメントに対して勾配の値や向きを指定することができます。

こうした特質により、システム全体の配置が完了するまで、勾配の適用を引き延ばすことができます。

  1. 勾配を調整する断面図内の配管をハイライト表示して、[Tab]を 1 回以上押して、勾配を適用するセグメントをハイライト表示し、クリックして配管を選択します。
  2. [修正 | 配管]タブ [編集]パネル [勾配]をクリックして、断面図の配管およびレデューサの勾配を調整するツールを有効にします。
  3. 勾配エディタの[勾配]パネルで、[勾配値]の値を選択します。

    参照端点に、矢印が表示されます。勾配の参照端点が、選択した配管セクションでの最も低い点に設定されます。

    同じ高さに枝管が複数ある場合には、 [勾配コントロール ポイント]が有効になります。参照とする枝管が 1 つしかない場合には、[勾配コントロール ポイント]は無効になります。

  4. [勾配コントロール ポイント]をクリックして、勾配の参照端点を指定します。

    各枝管にある矢印によって示されているように、クリックするたびに勾配参照が交互に選択されます。

    選択した枝管に、矢印が表示されます。

  5. 配管の勾配設定が目的どおりになったら、 [終了]をクリックして勾配を配管に適用し、勾配エディタを閉じます。変更を適用せずに勾配エディタを閉じるには、 [キャンセル]をクリックします。